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食べる前からわかっていました──。2025年4月14日から発売される日清カップヌードル『14種のスパイス 麻辣湯』が絶対にウマいことが。もはや問題は「どれだけウマいのか？」ではないでしょうか？

願わくばかつて大流行を巻き起こした「トムヤムクン味」レベルのインパクトが欲しい！　麻辣湯（マーラータン）ならマジでワンチャンありそう!!　というわけで日清に問い合わせ『14種のスパイス 麻辣湯』を送ってもらうことにした。

・世界のカップヌードル

無差別に展開されているように見えるカップヌードルだが、よく見るとシリーズ系のカップヌードルが紛れ込んでいることにお気付きだろうか？　その1つが「世界のカップヌードル」だ。

「世界のおいしいを、お届け！」をコンセプトに展開されている同シリーズは、これまで「ラクサ（シンガポール）」や「マッシュルームポタージュ（ドイツ）」などを発表している。

何を隠そう、今や定番となった「トムヤムクン」も「世界のカップヌードル」から出発した商品で、その特徴は「日本人の好みに寄せすぎない現地感」と言っていいだろう。

・絶対にウマい

そういう意味で「麻辣湯」はマジで「世界のカップヌードル」に向いている！　いわゆる “ガチ中華” の代表格である麻辣湯ならば、日清の開発力の高さを思う存分活かせるハズだ。

さて『14種のスパイス 麻辣湯』は、メーカー希望小売価格が236円（税別）。花椒・唐辛子・八角など、14種のスパイスを加えた「シビ辛の麻辣スープ」とのこと。はい、もう絶対にウマいやつです。

その予感はパッケージを開封した瞬間に確信へと変わった。というか、もうガチ中華の香りがする！　お湯を入れてないのに!!　あからさまなガチ中華の香りは単なる池袋。これはヤバそうだ……！

で、実際のお味もウマい!!　好吃（ハオチー）！　八角と花椒くらいまではわかるが、後は本格的過ぎてよくわからん!!　ただスープについては「ガチ中華のお店で食べる麻辣湯とほぼ変わらない」と言っていいのではないだろうか？

もちろん麺や具もいつも通りの安定感で、特に具のキクラゲの食感が良き！　結局スープをあっさり飲み干してしまうほど『14種のスパイス 麻辣湯』はウマかった。後味の苦み（？）等、再現度がヤバい。

・メダリスト

さらに感心したのはガチ中華でありつつも、まだ万人受けの可能性を残しているところ。例えば現地で買ってきたカップ麺とは違う食べやすさがあった。日清はこういうところが本当にスゴイよな～。

これまで数えきれないほどのカップヌードルを食べてきたが、麻辣湯は「メダリスト級」と言っていい。お好きな人なら早めに箱買いを検討してもいいのではないだろうか？　236円でガチ中華ならむしろ安いまである。

いずれにせよ、日清カップヌードル『14種のスパイス 麻辣湯』は期待に違（たが）わぬウマさであった。ガチ中華がお好きな方はもちろん、ガチ中華デビューとしてもオススメだ。

参考リンク：日清カップヌードル
執筆：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.