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ダシの旨みを活かした、あっさりながらコク深い京風の創作中華料理を味わえる［一之船入］（京都府京都市中京区）。医食同源の思想を取り入れ、契約農家から届く旬の農薬不使用の野菜をふんだんに使用するなど、体にやさしい料理の数々が女性を中心に喜ばれている。

オーナーシェフの魏 禧之さん。四川料理の［重慶飯店］を始めとするさまざまな中華料理の名店で修業を重ね、1996年に京都で［一之船入］を開店。中国の最高級調理師の資格を持ち、「中国料理アジアトップシェフ10」に殿堂入り 「関東はダシが薄くて味が濃いが、京都はダシが濃くて味が薄い。つまり京都の料理には、良いダシの旨みが不可欠であるということ。水もどんなものが適しているかを研究し、京都で馴染む中華料理を模索していきました」と話すのは、横浜の中華街で生まれ育ち、小学生の時から実家の中華料理店を手伝っていたという魏 禧之（ぎ よしゆき）さん。

写真は1万4850円（サ別）の一例。特大フカヒレ姿の白湯醤油煮込み。白湯スー プは金華ハムやアヒル・鷄・豚足など8時間ほど煮て作られている 和のダシ以外にもフレンチのダシを取り入れるなど、本場中華の味を融合させて料理を味わい深く仕上げている。元お茶屋の風情ある町家を改装した空間で、オリジナリティ溢れる“京都の中華”を堪能して。

創作中華 一之船入

そうさくちゅうか いちのふないり 京都府京都市中京区河原町通二条下ル一之船入町537-50 地下鉄「京都市役所前駅」出口2から徒歩3分 Tel.075-256-1271 11：30～14：30（LO／13：00）
17：30～22：00（LO／20：30） 日曜休 サービス料10％ 全席禁煙完全個室有駐車場無 https://ichinohunairi.com/ ※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。
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