大和天満宮 神様に雅楽奉納 14日には左義長祭も
大和天満宮(平賀あずさ宮司)で1月12日、雅楽の奉納演奏が行われた。「学問の神様」とされる菅原道真公が祀られる社殿で小学生2人、大学生1人、専門学生1人の計4人が学業成就と雅楽上達を祈念しながら演奏を披露した。
様々な日本の伝統文化を学んでもらおうと、市が開催している「やまと子ども伝統文化塾」。この一つである雅楽体験教室を受講している学生4人が今回、天満宮を訪問した。一行は、神職が祈祷を行った後、体験教室で講師を務めている「大和市雅楽協会」の松永耕作会長らと共に神前で2曲を奏でた。松永会長は「神様の場で演奏することで、清々しい気持ちになりました」と話した。
無病息災願う
14日には左義長祭が行われた。同祭は、昨年身につけていたお守りや祀っていたお札を返納し、感謝の気持ちを込めてお焚き上げするもの。
新しい年も健やかに過ごせるよう、地域の人々が持参したお札やお守り、おみくじなどの厄祓いが行われた。平賀宮司は「小さいお守りやお札は社務所の受付時間であれば、お返しすることができます」と話している。