ルーキーリーグ全国大会に出場 上越高校サッカー部 鉄壁の守備武器に挑む!
14日(土)から静岡県で行われる高校1年生を対象にしたサッカーの全国大会「ルーキーリーグ」に、上越高校が去年に続いて出場します。北信越リーグで最少失点だった鉄壁のディフェンスを武器に、全国制覇を目指します。
写真提供:上越高校サッカー部
上越高校サッカー部の1年生は56人です。1年生を対象にした北信越ルーキーリーグ1部で優勝して全国大会への出場を決めました。全国大会は去年に続いて2回目です。
キャプテン 関根暖太さん
「(全国)レベルが高くチャンスが少ない。1本1本決めるか、決めれないかで勝敗が決まる」
チームの強みは粘り強い守備です。北信越リーグでは12チームが11試合を戦い、上越高校の失点は合わせて9点で最も少なくなりました。
その守備陣を引っ張るのはセンターバックの牧野隆太さんです。身長184センチの高さを生かしたヘディングで得点を許しません。
センターバック 牧野隆太さん
「ロングキックは全部跳ね返す。セットプレーではヘディングで点を取ることができる。細かい駆け引きを意識しているが、最後は気持ちで跳ね返す」
一方、課題は攻撃です。北信越リーグでは得点の順位が3位でした。このためチームでは、平日の朝練習でシュートの割合を増やしました。
攻撃の要となるのはフォワードの古川巧実さんです。手足が長く、競り負けないポストプレーを得意としています。
フォワード 古川巧実さん
「連携が大事。個人技だけでは点は絶対に入らないので、コンビネーションを意識している」
上越高校は大会に向けてこれまで、静岡県と愛知県で強化合宿を行ない、強豪校と練習試合などをしてきました。目指すは全国優勝です。
キャプテン 関根暖太さん
「たくさんの人に支えてもらってここまで来れた。大会では結果で恩返ししたい」
1年生チーム担当 下鳥佑稀 コーチ
「去年は1勝もすることができなかったので、まずは1勝したい。優勝できるようにチーム全員で戦いたい」
ルーキーリーグの全国大会は14日(土)から16日(月)まで、静岡県で行われます。