60年の歴史ある喫茶店『トロント』で盛り盛りプリンと絶品ナポリタンを〜黒猫スイーツ散歩 浅草編15〜
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店以上ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の浅草編第15弾です。
老若男女に愛される喫茶店
入谷駅から徒歩1分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩15分ほどの入谷交差点沿いにある『喫茶トロント』。
1965年創業の喫茶店。
創業当時から通う常連さんや地域の方はもちろんですが、昭和レトロ人気で遠方から来る方なども多く、幅広い人々に愛されている人気のお店です。
入口のショーケースのサンプルに、黒猫テンションMAXひゃっほー!
黒猫的には、コーヒーに入れるミルクが浮いているサンプルがツボです。家に飾りたい(笑)。
広々として、ゆったりと居心地のよい店内。
ソファーの生地の張替えはされていますが、壁のタイル、シャンデリア、カーテンなどは、今のビルになってからずっと変わっていないそうです。
やっぱり昭和の喫茶店は、落ちつくにゃー♪
お店は、初代ご夫婦、2代目の長男ご夫婦、初代の長女、5人のご家族経営。阿吽(あうん)の呼吸で動く皆さんの連携プレーはさすがです。
そんなチェーン店とは異なるアットホームで素敵な接客。SNSで見て初めて訪れた若い方がリピートされて常連になることも多いそうです。
SNSで話題! ホイップ盛り盛りプリン
お客さんに若い方が増えているのが、昭和レトロ喫茶人気の影響だけでなく、このプリンのチカラも大きいとのこと。
ホイップ盛り盛りのプリンがSNSでも話題になり多くの方がプリン目当てでも訪れています。
ホイップは、甘さ控えめなので盛り盛りですがペロリといけます。
固めがうれしい昭和のプリン。
プリンは以前に初代が作っていましたが、しばらくメニューから消えていました。コロナ禍の飲食店が厳しい時期に、復活させようと決断。ただレシピなど残っていないので、(初代の)長男と長女が当時食べたプリンの味を思い出しながら試行錯誤のうえ完成して復活したメニューです。
見た目のインパクトだけでなく、おいしさも大満足にゃー♪
2代目こだわりのナポリタン
やはり喫茶店といえばナポリタン。
タバスコと粉チーズたっぷりが、たまらないですよね。
ナポリタンは今は2代目が作られていますが、イタリアンでシェフをされた経験もある2代目のナポは一味違います。
日本のイタリアンのお店だとナポリタンがあるところも多いですが、やはり喫茶店のナポリタンではなくアルデンテでトマトソース寄りのナポリタンが多いですよね。
ところが2代目が作るナポリタンは、味わいは間違いなく喫茶店のナポリタン。しかし技とおいしさは、シェフの味です。
スパゲティメニューは、ほかに何種類もあるので全部食べてみたいにゃー♪
アイスオーレの中に、クラッシュした自家製コーヒーゼリーを入れたジェリーオーレ。
食感が楽しくて、おすすめです。
ゆったりとした雰囲気でホイップ盛り盛りプリン&喫茶店のナポリタンを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
喫茶トロント
住所:東京都台東区入谷1-6-16 松田ビル1F/営業時間:10:00~20:00(土は〜18:00)/定休日:日/アクセス:地下鉄日比谷線入谷駅から徒歩1分
取材・文・撮影=ミスター黒猫
ミスター黒猫
日本一パンケーキを食べる男
朝は喫茶店のモーニング・昼はカフェでランチ・おやつはパンケーキ・スイーツを食べ歩くのが日課。雑誌FLASHでは【日本一パンケーキを食べる男】として紹介される。カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツなどを年間約1000店以上訪問。Instagramでも約6万人のフォロワーに毎日2回スイーツ情報を発信し、テレビ・ラジオ・webメディアなどでも活躍中。