メディアアーティスト岩井俊雄の世界を体感 ― 東京都写真美術館
東京都写真美術館「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」会場
日本を代表するメディアアーティスト岩井俊雄(1962-)の作品を紹介する体験型の展覧会が、東京ではじまる。
幼少期からアニメーションに強い興味を抱いた岩井は、大学時代から19世紀の実験的な視覚装置を研究し、映像の歴史を辿り直す実験アニメーション制作。
筑波大学在学中の1985年から1990年にかけて制作した、パラパラマンガや驚き盤を現代のテクノロジーによって進化させた作品《時間層》シリーズによって、独自のメディアアートを確立させた。
展覧会では《時間層》シリーズを一挙公開するほか、東京都写真美術館が収蔵する19世紀の映像装置と岩井のメディアアートをあわせて紹介。
岩井が手がけた人気絵本『100かいだてのいえ』の世界感を表現した、高さ2mの立体作品《巨大かがみの100かいだてのいえ》も展示される。
「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」は、東京都写真美術館で2024年7月30日(火)~11月3日(日・祝)に開催。観覧料は一般 700円など。
東京都写真美術館「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」会場 岩井俊雄さん
東京都写真美術館「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」会場
東京都写真美術館「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」会場