砂浜に広がるナゾの花!アジュール舞子の「ハマヒルガオ」を調査してきた 神戸市
初夏のいま、「砂浜」で満開の花が見られるらしいー。そんな情報を聞きつけ、半信半疑の記者が地元の海へ行ってきました。
遠くから見ると…あれ、なんか咲いとるぞ!?皆さんの近隣の海でも、いま見ごろを迎えているかもしれませんよ♡
記者が訪れたのは、垂水区にある『アジュール舞子』。小さいころはよく訪れたものですが、砂浜で花が咲いているのを見た覚えはありませんでした。
久しぶりに砂に足を踏み入れ、どんどんと歩みを進めていくと…。砂浜の合間に緑の葉っぱがあることがわかります。ワカメなどの海藻ではなさそう。
近くに寄って見てみると…小さなハート型の葉っぱの間に、薄いピンクの花が咲いている!!柔らかくふんわりとしていますが、直径3cmから5cmほどの大きさの“ちゃんとしたお花”です!
こちらはヒルガオ科の多年草「ハマヒルガオ」という花。地表には葉と花だけが出ていますが、地下には白くて太い茎が這っているそう。
砂浜や大きめの石がゴロゴロとした海岸に生えていて、全国各地で見ることができるのだとか。県内では姫路市の『白浜海岸』や新温泉町の『浜坂県民サンビーチ』、そのほか淡路島でよく見られるようです。
アジュール舞子では、石で出来た道のところに集まって咲いていました。1つ1つ見てもかわいいのですが、集まって咲いているとより見ごたえがあってかわいい~!
明石海峡大橋と一緒にパシャリ。改めて砂浜に咲く不思議さを感じられる風景でした。
その名の通り日中に咲く花で、地元の方によりますと見ごろは5月いっぱいなのだとか。あなたの地元の海でも、今だけの風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
場所
アジュール舞子
(神戸市垂水区海岸通11)