彼氏には言っちゃダメ!男性が彼女だからこそ“絶対に知りたくない”と思っているコト
「彼の元カノが気になるように、彼も私の元カレが気になるのかな?」そう思ったこと、ありませんか?
男性だってきっと「彼女の元カレはどんな人だったのだろう」「どんなお付き合いをしていたのか」と気になるはず……。
でも男性たちによく聞いてみると、どうやら男女では気になるポイントが違い、とくに男性は多かれ少なかれ「彼女の過去の具体的な体験と経験数を気にしている」ようです。このことについて、男性の意見をもとに、男心をひもといてみましょう。
男性は「彼女の過去の恋愛」をどの程度気にしているの?
「元カレに勝ちたい」と思っている
「面と向かっては言いませんが『いつ、誰に教わったんだろう』と想像して腹が立つことがあります」(27歳・男性)
「年上の彼女です。そこそこ経験があると思うので、元カレと比べられていないか不安になります」(20歳・男性)
「そんなこと考えているの?」とびっくりしますが、男性にとって、彼女の過去の経験はわずらわしい敵のようです。
男性には「彼女が関わった男性の人物像や経験数を知りたい」という独占欲と、「その過去の男性の影は全部消してしまいたい」という征服欲があります。
それらを満たし、元カレを越えるには「まず身体から」と考えるのが男性。つまり、深い関係になって初めて「征服した」と感じ、回数を重ねて「独占した」と感じ、安心するのでしょう。
これも男性の性質…?
男性は、競争の世界に生きているため、つねに優劣や勝ち負けでものごとを考えています。
彼女の過去を気にするのは、元カレと自分との勝負だからです。それに愛は関係なく、とにかく「敵である元カレの存在を消せて、自分が勝ったのか」どうかが重要なのです。
その勝ち負けの判定はどうするのかと言うと、ベッドでの彼女の言動です。ですから、彼のプライドを傷つけないように気配りをしたいもの。
「初めて深い関係まで進んだとき、彼女が『こんなの初めて』と言いました。お世辞だと思いましたが、優しさを感じました」(27歳・男性)
大人ぶって経験豊富に見せたり、不満そうに見せたり、元カレと比較するのは「負け」になるのでNGですが、こういう発言はグッド。
想像と違ったとしても、さりげなく褒めて「よかった」と伝えましょう。それで彼は「勝った」と満足するのですから、円満なお付き合いの秘訣としてぜひ実行してください。
元カノと比べることはあるの?
最中に、昔の恋人がふっと頭をかすめる。男女ともにそんなことはありそうですが……。
「今の彼に『そうじゃない、そこじゃない』と思うことはありますが、言いません」(30歳・女性)
「『彼女もここなのかな』とふと思い出してタッチすることはあります」(31歳・男性)
誰でも、なんとなく思い出して「なんか違うな」と思うことがありますよね。それは比較と言うほどでもなく、一瞬思い出した程度の話なので、比較と言うほどでもないでしょう。
彼女の経験人数は気にするの?
「2~3人なら想定内ですが、それ以上だと少し気になるかも」(26歳・男性)
「元カノは10人以上の経験があったみたいでガッカリしました」(32歳・男性)
と、多くの男性が気にしているので、男性が女性を見る目は厳しいことが分かります。
「過去なんて気にしない」と言ったとしても、会話の流れでそう言ってみただけのこと。想像からかけ離れていた人数なら、驚くのは当たり前かもしれません。
とはいえ、お互い多少なりとも年齢を重ねていれば、そこまで相手の経験数は気にならないでしょう。
でも、そこで経験数を正直に明かしたり、経験豊富に見せたりしないほうが賢明です。
経験数が多いと「すぐ許してしまう、軽率な女性」「浮気性」と思われてしまいます。そういった女性は「付き合う価値がない」と判断しますし、「自分も浮気されるのでは」と考えて恋がうまく行かないことがあります。
過去の具体的な体験は知りたくない!
たいていの男性は彼女の過去の体験について、「想像したくない」と考えます。中には「燃える」という男性もいますが、それはかなり自分に自信があるタイプで、少数派です。
「教えてよ」と彼から根掘り葉掘り聞かれたとしても、彼が「へえそうなんだ。だからそんなにエロいんだね」と褒めたとしても、「それから気になるようになってしまった」と冷めるケースがあるので注意しましょう。その手の話は、お互い「知らないほうが幸せ」というものです。
逆に、ぜんぜん経験がない女性も、男性にとってはプレッシャーになる場合があります。
「付き合ったら執着や過剰なやきもちを焼かれそうなので、まったくないのも困るかもしれません」(27歳・男性)
ただし、経験の少ない男性ならうまく行きます。彼の恋愛の経験値を見極めるようにしましょう。
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結局のところ、男性は自分の選んだ女性は「経験が少なく、純真でかわいらしい」とロマンチックに考えている面があるので、現実を突きつけないことに尽きます。
自分の経験数が「他の女性より多いかも」と思ったら、正直に言わないでうまくかわしてください。具体的な経験談を告白することは避け、カラダの関係に進んだ後も「よかったよ」ではなく「こんなの初めて」というような言い回しにするとうまく行くでしょう。
(mimot.(ミモット)/たえなか すず)