新国立劇場バレエ団、奥村康祐・福岡雄大が2025/2026シーズンよりシーズン・ゲスト・プリンシパルに
新国立劇場バレエ団プリンシパルの奥村康祐、福岡雄大が2025/2026シーズンよりシーズン・ゲスト・プリンシパルとして活動することが発表された。
奥村康祐は2016年、福岡雄大は2012年にプリンシパルに昇格し、以来カンパニーの主軸として活躍してきた。新国立劇場バレエ団の数々のレパートリーで幅広い役柄を踊り、高い技術と芸術性を評価されている。
2025/2026シーズンには、奥村康祐がシーズンの目玉のひとつである新制作『くるみ割り人形』や古典バレエの不朽の名作『白鳥の湖』などに出演予定。福岡雄大は2020年ぶりの待望の再演となる『マノン』、牧阿佐美元芸術監督の手掛けた『ライモンダ』などへの出演を予定している。
彼らのさらなる活躍に期待しよう。
奥村康祐 OKUMURA Kosuke プロフィール
大阪府出身。地主薫に師事。2003年、地主薫バレエ団に入団。07年全日本バレエコンクールシニアの部第1位、09年モスクワ国際バレエコンクールシニア部門銀賞、10年ジャクソン国際バレエコンクールシニア部門銀賞、12年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。13年『ドン·キホーテ』で主役デビューを果たした。『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『パゴダの王子』『アラジン』『シンデレラ』『ペトルーシュカ』などで主役を踊っている。14年ファースト・ソリスト、16年よりプリンシパルに昇格。10年文化庁芸術祭新人賞、12年大阪文化祭賞奨励賞、14年舞踊批評家協会新人賞、16年中川鋭之助賞、22年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
福岡雄大 FUKUOKA Yudai プロフィール
大阪府出身。ケイ・バレエスタジオで矢上香織、久留美、恵子に師事。2003年文化庁在外研修員としてチューリッヒ·ジュニアバレエ団に入団、ソリストとして活躍。05年チューリッヒ・バレエ団にドゥミソリストとして入団し、07年まで所属。08年ヴァルナ国際バレエコンクールシニア男性部門第3位、09年ソウル国際舞踊コンクール· クラシック部門シニア男性の部優勝などがある。09年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。古典作品やバランシン『アポロ』、ビントレー『パゴダの王子』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数々の作品で主役を踊っている。12年プリンシパルに昇格。11年中川鋭之助賞、13年舞踊批評家協会新人賞、18年芸術選奨文部科学大臣新人賞、23年芸術選奨文部科学大臣賞、25年牧阿佐美賞受賞。