現代木工の祭典に賑わい 2日間で8500人来場
2年に一回、小田原や箱根エリアに根付く木工文化の魅力を発信している『「木・技・匠」の祭典』が11月16、17日に小田原三の丸ホールで開催され、愛好者ら約8500人が来場した。
両日とも屋外では木工に携わる企業や作家による青空市などが行われ、観光客も巻き込んで多くの人が木の温もりを感じる作品や生活雑貨に触れていた。
館内では若手からベテランまで、その感性と腕を競った「木工―1グランプリ」の優秀作品などを展示。伝統と新しい感性が盛り込まれた作品が並び、来場者は興味深そうに見入っていた。
イベント実行委員長の太田憲さんは「今回は道具展や動画も用意し、職人にも焦点を当てた企画も行った。木の魅力や将来性を感じるといった声も多く、今後も魅力発信の機会を継続していきたい」と話していた。