キックボクシング 悲願のビッグバン王者に 厚木在住 宮崎勇樹さん
キックボクシングイベント「スーパービッグバン2024」が12月1日、横浜武道館で開催され、フェザー級タイトルマッチで厚木市在住の宮崎勇樹さん(30・FLYSKYGYM/MYGYM所属)が8代目王者に輝いた。
宮崎さんは愛川町出身。19歳でキックボクシングを始め、20歳でプロデビュー。2018年にはMA日本キックボクシング連盟フェザー級の王座も獲得した。
ビッグバンではこれまで2度の黒星を喫しており、3度目の挑戦。竹添翔太選手(インスパイヤードモーション所属)との一戦は判定までもつれ込む接戦となったが、2─0で勝利した。宮崎さんは「憧れていたタイトルで、とにかくうれしかった。獲得して奥さんと子どもをリングに上げたかった」と喜びをにじませた。
昨年には厚木市幸町に自身のジムを立ち上げたばかりの宮崎さん。現役でリングに立ちながら、キックボクシングの選手育成にも力を注ぐ。「しっかりと防衛し、ビッグバンを盛り上げて看板選手になれたら」と先を見据えている。