災害時の診療は旗を目印に 三師会が掲出訓練
災害時に診療可能かどうかを示す「災害時医療のぼり旗」の掲出訓練が3月11日、鶴見区内の各所で行われた。
訓練は鶴見区医師会、区歯科医師会、薬剤師会の三師会が行ったもの。横浜市では震度6弱以上の大規模震災発生時に、診療・開局が可能な場合は「診療中」や「開局中」と書かれた旗を掲出することになっている。鶴見区では、大きな震災のあった1月17日と3月11日、9月1日の年3回の訓練を行っている。
訓練は区民に旗を周知すると同時に、掲出機関を確認してもらうことが目的。区内の診療所や歯科医院、薬局でのぼり旗が掲げられた。区の担当者は「災害時に、病院の混乱を避けるため、のぼり旗の意味を知っていただき、緊急度・重症度に応じた受診にご協力をお願いします」と話した。