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太陽星座や月星座などが有名な占星術ですが、数字を使った数秘術もあります。数秘術は、数秘の波動であると考えられていて、「占星術と同じように、数学と幾何学で裏づけされている」と言われているのです。

そんな数秘術を始める方法のひとつが、「運命数」を知ることです。運命数を知ることで、自分の核となる性格が分かります。自分が見つけていない長所を発見できたり、人生で気をつけるべきことを知れたりするなど、さまざまな側面から自分自身を理解できるでしょう。

本記事では、運命数の計算方法や意味、それぞれの性格や恋愛傾向などを解説します。ぜひ最後までご覧ください。

運命数とは？

運命数とは、生年月日をもとに計算して導き出される数字で、占いの一種です。自分の運勢はもちろん、性格や恋愛傾向、人間関係における相性など、さまざまな側面を知る手がかりとなります。運命数からは、その人が持つ才能や特性、さらに人生の課題や訪れるチャンスについても把握できるため、自分自身をより深く理解するための指標として役立ちます。

運命数は西洋占星術の「太陽星座」と似た側面があり、しばしば「人間の本質や内面に秘められた波動のようなもの」であると考えられています。自分の隠れた一面や、これまで気づかなかった個性を知るきっかけにもなるため、多くの人々に親しまれています。

運命数の計算方法とは？

ここからは、運命数の計算方法を紹介します。計算方法は簡単で、すぐにでも自分の運命数を知ることが可能です。運命数の計算は、以下の流れで行われます。

生年月日の数字を足していく

合計が二桁の場合はさらに足す

11、22、33はそのままでOK

それでは、ひとつずつ順番に紹介していきます。

①生年月日の数字を足していく

まずは、自分の生年月日の数字を足していきましょう。頭の中で計算するよりも、紙に直接書き起こした方がわかりやすくなります。まずは、自分の誕生日をひとつひとつの数字にしましょう。たとえば、1996年2月3日の方なら、19960203です。

次に、その数字をひとつずつ足し算します。1+9+9+6+0+2+0+3で30となります。

②合計が二桁の場合はさらに足す

先ほどの合計は「30」になるので、さらに数字を足し続けて一桁になるまで繰り返しましょう。この場合は、3+0で「3」です。つまり、運命数は「3」になります。

③11、22、33はそのままでOK

基本は先ほど紹介した計算式ですが、ひとつだけ例外があるので、注意が必要です。足した結果が11や22、33になった場合は、それを「マスターナンバー」と呼びます。2桁の数字を足す代わりに、「マスターナンバー／1桁に足した数」を運命数として、「11/2」「22/4」「33/6」と表します。

1998年10月11日が誕生日なら「11/2」

1993年6月19日が誕生日なら「33/6」

自分の計算が正しいかどうかを確認したい場合は、数秘術家フェリシア・ベンダーの「運命数計算機」を使用することがおすすめです。

運命数の意味は？性格や恋愛傾向を解説！

ここからは、12個ある運命数のそれぞれの特徴を確認していきましょう。運命数が分かれば自分自身の長所や短所、恋愛タイプなど、自分でも分からなかったことまで把握できます。

1の場合

「創始者」と言われており、自立して行動し、物事をスタートさせることが得意です。じっとしていることは苦手で、常に好奇心を持ってワクワクしています。冒険することが好きで、行ったことのない場所へ出かけたり、新しいことに挑戦したりすることに興味を持っている性格です。

成功への強い意志を持っていて、野心的で独立心が強い性格を持っています。自分で考えて、自分で決断をくだすことを好みます。創造性もあるので、自分のアイデアを形にする才能も持っているのです。ただし、独立心が強すぎてしまい、頑固で独断的になる可能性があるため、注意しましょう。

恋愛においても主導権を握りたがる傾向があり、リードすることが得意です。情熱的で、パートナーに対して深い愛情を注ぎます。しかし、自立心が強いため依存することは好まず、パートナーに対しても同じことを求めがちです。

2の場合

運命数2を持っている方は、人間関係を重視し、調和や協力、バランスなどを大切にしています。人にお世話することが好きで、物事の管理が得意です。感受性が豊かで、他人の気持ちに寄り添える性格を持っています。ただし、世話を焼きすぎて「おせっかい」だと思われる場合があるので、注意しましょう。

繊細な一面を持っており、芸術的な才能やセンスを持っている人も多い傾向があります。しかし、周りの人たちからの影響を受けやすいため、自分の意見をなかなか持てない場合があります。

恋愛に関しては、パートナーとの絆を重視し、調和のとれた関係を築くことを望むでしょう。愛情表現が豊かで、相手にとことん尽くすタイプです。しかし、依存体質になる可能性が高いので、注意が必要です。

3の場合

運命数3を持つ人は、楽しむことや遊ぶこと、学ぶことが好きな性格で、時には自分自身を見つめ直して反省します。クリエイティブなことが得意で、社交性が高い人が多い傾向があります。周りの人たちを楽しませることが得意で、ポジティブなエネルギーを持っていることも魅力です。

一方で、気分がころころ変わってしまうことが多く、集中力を維持することが苦手です。飽きっぽく、物事が長続きしない点は、欠点であると言えるでしょう。

恋愛においても、明るく社交的な魅力で人を引きつけます。楽しみながら恋愛することが多く、コミュニケーションを大切にします。感情表現が豊かで、ロマンチックなサプライズを企画することが得意です。ただし、深刻な話は苦手なので、避ける傾向があります。

4の場合

運命数4の人は、地に足がついていて安定感がある人が多い傾向があります。困難な状況に陥った場合でも、行動にうつせる強さを持っています。また、物事を組織的に見れる能力があり、責任感を強く持っている性格です。

また、実直で堅実な性格であり、ひとつひとつのことを丁寧に行う傾向があります。安定志向で努力家な一面があり、目標に向かって着実に進んでいくことが可能です。しかし、柔軟性があまり無いため、変化を受け入れることが苦手な面も持っています。

恋愛においても真面目で、なるべく長期にわたった関係を築くことが可能です。相手に対して忠実であり、一緒にいると落ち着く関係性を望みます。家族を大切に思っている人が多く、結婚してあたたかい家庭を築ける人が多いでしょう。ただし、感情表現が控えめな傾向があるので、パートナーから「もっと心を開いてほしい」と思われる可能性があります。

5の場合

運命数5を持っている人は、冒険したり積極的に外に出かけたり、新しいことを学んだりなど、どのようなことに対しても挑戦することが好きな性格です。さまざまな出来事に対して柔軟に受け止めることが可能で、常に何かしらに挑戦し、お金や時間を投資することをいとわない傾向があります。

また、好奇心が強く、外交的な一面も持っており、たくさんの人と交流することが得意です。たとえば、夜中の1時に「今から飲みに行こう」と誘われたら、断らずに行くようなタイプであると言えます。ただし、不安定さや集中力が足りていない一面があるので、注意が必要です。

恋愛においては、新鮮さやスリルを求める傾向があります。パートナーとの間には常に変化と刺激を求めるので、毎回同じようなデートであると退屈してしまうでしょう。情熱的な一面も持っており、自由でいられるような関係性を望んでいるため、束縛されることを嫌います。

6の場合

運命数6は責任や保護を表し、人にお世話することが好きで、愛情深い性格です。周りの人に安心感を与えて、思いやりや深い愛情を持っています。責任感も強いため、たくさんの人から頼られる存在です。

恋愛傾向は、家庭的で愛情深く、相手に尽くす傾向があります。信頼と安心を大切にしており、なるべく長い期間の関係性を築くことを望みます。しかし、マンネリ化しやすい場合が多いので、適度な距離感を保つことが大切です。一緒に新しいことにチャレンジしたり、行ったことのない場所へ出かけたりすることも良いでしょう。

7の場合

運命数7の人は、遊牧民のように自由を好んでいます。人とは少し距離を置くタイプで、ひとりで過ごすことが苦ではありません。また、哲学者のような一面や感性が豊かな一面など、さまざまな面を持っています。社交性が欠ける傾向があるので、人間関係を築くことが苦手な人が多いでしょう。

恋愛では、パートナーとの精神的なつながりを求めています。表面的な関係では満足せず、相手の気持ちを深く知ることを望んでいます。一方で、感情を表に出すことが苦手です。愛情表現を恥ずかしがってしまう傾向があるので、相手から誤解されないように注意しましょう。

8の場合

運命数8を持っている人は、お金と権力を大切にしている傾向があります。自分の権力やステータスを維持するために、お金を使うことを惜しみません。お金を使いすぎないように、注意する必要があります。

野心と決断力があるため、リーダーシップを発揮して、周りの人たちを引っ張っていくことが得意です。ただし、周りが見えなくなる可能性があるので、自分の目標ばかりを見ないように気をつけましょう。

恋愛においては、情熱的で真剣です。パートナーに対してもリーダーシップを取りたがり、相手を支配しようとする傾向があります。しかし、一度信頼関係を築くと、誠実なパートナーになり、ともに成長できる関係性となるでしょう。

9の場合

運命数9の人は、「いにしえ」の魂を持っています。優美で寛大な性格ですが、夢見がちな一面もあり、「地上に舞い降りた天使」のような存在です。自己犠牲や奉仕の精神を持っており、「世界や人のために成し遂げたい」という強い願望も持っています。

器が大きく共感力が高い一面もあり、人を助けたり、支えたりすることに喜びを感じます。また、芸術的なスキルや創造性も持ち合わせるている人が多い傾向です。しかし、理想が高いので、理想と現実のギャップに苦しんでしまう可能性があります。

恋人を選ぶ場合も、理想が高い傾向があります。ただし、一度人を好きになると一途で、相手に対して深い愛情を持って接することが多いでしょう。一度付き合った人とは長続きすることが多く、献身的な愛情を捧げ続けます。

マスターナンバーの意味は？性格や恋愛傾向を解説！

運命数の中には、「11」「22」「33」というマスターナンバーがあります。影響力がとても高いという特性を持っており、それぞれ特徴が異ります。マスターナンバーの特徴を理解して、さらに運命数について深く知りましょう。

11の場合

マスターナンバー「11」は、「11/2」と表します。運命数「1」と「2」の両方の側面を持っており、周りの人たちを大切にする性格です。元気にあふれた性格で、自然と人が近寄ってくるような存在と言えるでしょう。ただし、精神的な使命を持っているため、他の人よりも大変な人生を歩むことになる可能性が高いです。

恋愛においては、理想を追求する傾向があります。相手に対する思いやりや愛情を大切にしていて、精神的なつながりを大切にしています。理想と現実のギャップに苦しんだり、相手が思い通りにならないと不安になったりするなど、自身が失われる可能性があります。

22の場合

マスターナンバー「22」は、「22/4」と表記します。とても興味深いマスターナンバーと言われており、家族を大切にする傾向を持つ反面、他人と家族の結びつきを大切にする傾向もある性格です。平和主義な一面があり、物事が円満に進んでいくことを望んでいますが、おせっかいな一面もあるので、注意が必要です。

パートナーに対しては、深い信頼関係を築くことを重視しています。お互い成長できる関係性を望み、パートナーへ強い期待を持ってしまう傾向があります。しかし、一度信頼関係を築くことができたら、他の人には目をくれず、一途に長く愛し続けるでしょう。

33の場合

マスターナンバー「33」の人は、「33/6」と表します。少し悩みすぎてしまう傾向があり、常に物事について考えてしまいます。自問自答を繰り返し、自分を信じきれずに疑ってしまうことがあるのです。他人の目線が気になってしまい、自分の喜びと他者への責任との間で揺れ動くことが多くあります。

「33」という数字は、無条件の愛と崇高な精神の象徴でもあります。人を助けることに喜びを感じ、周りの人のために自分を犠牲にすることをいとわないでしょう。恋愛においても、相手に対して深い愛情を持って接します。相手を精神的に支えることを大事にしており、優しさや思いやりの気持ちを与え続ける傾向があります。

運命数からわかる相性とは？

運命数は、「相性数」と呼ばれる数字を使用することで、自分の性格や恋愛観を理解するだけでなく、それぞれの相性を確認することも可能です。

一緒にいると安心する

会話が途切れない

居心地が良い

相手に対してこのように感じる場合、運命数の相性が抜群なのかもしれません。ここからは「相性数」によって分かる相性について紹介しますので、自分自身にとって最高の相性の相手を見つけてください。

相性数の計算方法

相性数を計算するには、運命数を計算するときと同じように、それぞれの生年月日を足し算します。合計が2桁になった場合は、1桁になるまで足し算を繰り返しましょう。計算する場合の注意点は、計算の途中で「11」や「22」、「33」といったゾロ目が出た場合でも、1桁になるまで足し算を続けることです。

たとえば、1993年6月19日生まれの人と1996年2月3日生まれの人の場合は、以下の通りです。

1+9+9+3+0+6+1+9=「33」

1+9+9+6+0+2+0+3=「30」

33+30=「63」

6+3=「9」

上記のように計算し、2人の相性数は「9」となります。

相性数が持つ意味

相性数「1」の場合は、情熱的な関係を意味します。恋愛面から考えると、熱しやすく冷めやすいので、長続きしない可能性が高いでしょう。仕事の相性は、意気投合できる関係になれるため、協力し合えるパートナーとなる可能性が高いです。

相性数が「2」であった場合は、以心伝心の関係です。恋愛相性は良好で、あたたかい愛情を育むことが可能です。仕事においても息がぴったりなので、スムーズに仕事を進めることができるでしょう。

相性数が「3」の人たちは、クリエイティブな関係です。カップルの場合は、社交的な関係性を築けるでしょう。仕事では、最高のバディとして活躍できる可能性が高いです。

相性数が「4」の場合は、盤石な関係のことを指します。恋愛においては、運命共同体であり、相性は抜群であると言えるでしょう。仕事においては、責任感を向上させ合うような関係性を築くことが可能です。お互いが成長できるような、良い関係となれるでしょう。

相性数が「5」でる場合は、勇気が湧いてくる関係になります。恋愛面では、刺激を与え合えるような関係となる可能性が高いです。仕事面では、お互い意欲的に取り組める関係性になるでしょう。

相性数が「6」のふたりは、大きな愛情を与え合う関係です。愛し愛されるようなカップルになれる可能性が高く、相思相愛のふたりになれるでしょう。仕事面でも相乗効果が発揮されるため、素敵なビジネスパートナーになれるはずです。

相性数が「7」の場合は、共に成長できる関係です。カップルや夫婦となった場合は、尊敬し合える関係性を築けるでしょう。仕事においても信頼感で結ばれる可能性が高く、スムーズに仕事を進められる傾向があります。

相性数が「8」であった場合は、発展的な関係になります。恋愛においては、恋心が盛り上がり、情熱的なカップルとなれる可能性が高いです。ビジネスパートナーとしての相性も良く、「カリスマコンビ」として活躍できるでしょう。

相性数が「9」のふたりは、慈愛に満ちた関係性です。恋愛面では、お互いが大きな愛で包まれます。ふたりとも愛情を持って接するため、相性は抜群であると言えるでしょう。仕事面では、特別な関係になれる可能性が高いです。

運命数を日常に活かす方法とは？

運命数の意味を知ることは、自分自身への理解を深める第一歩になります。自分の知らなかった性格や才能、価値観などを知ることで、より充実した人生を過ごすことが可能です。運命数を使用して自分の欠点や弱みを知り、克服するための方法を見つけられます。

また、恋愛や仕事における相性を理解することも大切です。理解を深めることで、より良い人間関係を築けるでしょう。運命数は、ただの占いではなく、より素晴らしい未来を過ごすためのツールのひとつです。ただし、運命数だけで判断するのではなく、自分の感情や直感も大事にして、主体的に物事を選択していきましょう。

まとめ

本記事では、運命数の計算方法や特徴などについて解説しました。運命数が分かれば、自分の長所や短所、特徴、恋愛タイプなど、今まで自分のことが分からなかったことが分かります。意外な一面を知るきっかけにもなるので、知っておいて損はありません。

また、運命数のおかげ人間関係が良くなる場合があります。相性が良い相手を見つけることができたり、恋愛に対する相性もチェックできるためです。これからの明るい未来への第一歩になるでしょう。

本記事で紹介した計算方法を使用すれば、誰でもすぐに運命数を知ることが可能ですので、ぜひ自分の運命数を調べてみましょう。最後におすすめの関連記事もご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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