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<普通の人こそ?>「子どもは育てたくない」若者が52% ママたちの本音は… #ママスタニュース

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「子どもは育てたくない」と考える若者が52%にのぼることが、日本大学の末冨芳(すえとみかおり)教授らの研究グループによる調査で明らかになっています。 調査は15〜39歳までの若者世代の貧困・困難の実態について探るもので、2025年2月にオンラインモニターにより実施。15〜39歳の男女4047名が回答しました。子育てに対する若者の消極的な姿勢に、ママの交流掲示板「ママスタコミュニティ」では、実際に子育てを経験したママたちからさまざまな意見が寄せられています。

子育ては人生が変わると実感

『私は子育てが始まったら、自分自身に気持ちが向かなくなったのがすごく楽だった。出産も衝撃体験だったし乗り越えて子育て頑張ってる自分すごいとしみじみ思う』

『いま、子どもが全員中学生以上になったけど、親に全責任があるしんどい期間ってほんの一瞬。いまは、子どもたちのおかげで人生楽しいし、子どもたちを通して見える世界のおかげで、ただ働いていたときより社会貢献できていると実感する。普通の人こそ、全力で子育てしてみたら、人生変わるのにな』

子育ての経験を通じて自身の変化を実感したり、成長を感じているママは多いようです。大変な日々を乗り越えたからこそ、感じられるものかもしれません。

若者世代が気の毒

『経済的な理由は多少わかる気もする。遊びたいから、仕事したいからという理由は自己中心的で精神的に幼いからで、いろいろ未熟なんだな、と気の毒に思う』

子育てを躊躇する若者の理由に対して、ある意味同情的な意見も存在します。

同調査では、「子どもはおらず、子どもは育てたくない」と答えた人は、本人年収299万円未満、世帯年収399万円未満では約6割が該当し、世帯年収が低いと該当率が高くなるという傾向にありました。また「いまのくらし(はどうか)」という問いに対し、61.3%が「苦しい」「少し苦しい」と回答しています。貧困が若者世代の「子どもをもつ」という希望を奪い続けているのかもしれません。

産まない選択、産む選択はどちらも正しく、どちらを選んでも悩むもの

その一方で、産まない選択をする人を支持する声、産む選択をしたことを振り返っての悩みの声もありました。

『私は子どもを産みたくて産んだし子育てに満足しているけれど、産まない選択をする人の意見も正論なんだろうなと思う。立場が変われば正義も変わる』

『産んだ以上責任を持って育てているけれど、こんなにカツカツな暮らしで、子どもに関する悩みは尽きなくて、望んで産んだわけじゃない私には苦しいことばかり』

この調査をめぐっては、経済学者の成田悠輔さんの弟、起業家の成田修造さんが自身のX(旧ツイッター)で「普通の人こそ、子供持つといいと思うんだけど、みんなバカやなー 子供わちゃわちゃすぎてめっちゃ生きてる感出るし 究極の暇つぶしになるのにな みんななんのために生きてるのw」と投げかけ、話題を呼びました。 ママたちの多くは成田さんの意見におおむね共感しつつも、子育ての価値や困難について複雑な感情を抱いているようです。


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