市中部の魅力スポット見学 川崎商議所 観光研究会
川崎商工会議所サービス業部会「かわさき観光研究会」(阿部勝部会長=当時)はこのほど、「かわさき中部エリアの魅力再発見ツアー」を行い、30人が参加した。
研究会は川崎市の観光や文化を盛り上げて経済活性化につなげることを目的に設立された組織。これまで北部と南部の魅力スポットを視察するツアーを実施している。
参加者は高津区の「ミツトヨ測定博物館」や「富士通・FujitsuTechnologyPark(富士通テクノロジーパーク)」(中原区)を見学。二ヶ領用水(中原区)では桜を鑑賞し等々力緑地(中原区)では「全国都市緑化かわさきフェア」を巡った。
ミツトヨ測定博物館では博物館担当者から、創業者の思いや社名の由来、会社のあゆみ・歴史、測定機器の変遷について解説を受けた。富士通・FujitsuTechnologyParkでは総務担当が同社が始めた新しい働き方を紹介。テレワーク率8割、単身赴任解消、男性育児率100%宣言、ワーケーションなどこの一年間で時間も場所も柔軟な働き方が前進したことが説明された。
昼食はホテル精養軒(中原区)で行われ、萩原ひとみ同ホテル社長が、中原街道が中原区の由来になっていることや小杉御殿の歴史について講演。参加者は「知っているようで知らない話」と興味深げだった。