【沼津・びゅうお】日本一の重さ⁉ 入場料100円で楽しめる絶景富士山と深海魚トリックアート
津波対策として設置された大型水門「びゅうお」。展望エリアから漁港を一望でき、晴れた日には富士山の絶景も見られるビュースポットです。さらに深海魚トリックアートも楽しめて入場料が大人100円という気軽さでした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも見慣れた街並みも、裏を探ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをめぐります。今回は静岡県屈指の人気観光地、沼津港周辺を散策します。
絶景を一望できる沼津港のシンボル
津波対策として設置された「沼津港大型展望水門 びゅうお」は高さ30m、幅40m以上あります。
万が一の時は港から市街地にかけて、津波の侵入を防ぐ役目を果たします。
ただ普段は展望エリアに上がって、ここならではの景色を見ることがます。
この日はあいにくの雨模様でしたが、晴れた日には、千本松原の先にみえる雄大な富士山。その手前には愛鷹山という、絶景を楽しむことができます。
さらに漁港の様子も上から見ることができます。ベルトコンベヤーで船から出てきたのは大量のサバです。
運が良ければ漁船が水揚げしている様子も見られるスポットなんです。
びゅうおの入場料は大人が100円、小中学生が50円で、既に絶景が見られて満足ですが、これだけではありません。
津波をシャットアウトする巨大な扉体(ひたい)
展望フロアの内側に目を向けると、こちらもガラス張りになっていて、内部の機械が見えるようになっています。
「沼津港大型展望水門 びゅうお」の最大の特徴は、巨大な扉体(ひたい)です。扉体で迫ってくる津波を受け止めるのです。
その重さは、なんと406トン。
日本一の重さで守護神さながら沼津市を津波から守っているんです。
迫力の深海魚トリックアートで記念撮影
「沼津港大型展望水門 びゅうお」の中には、沼津ならではの意外なスポットも。
深海魚をテーマにした4種類のトリックアートが展示されています。
日本一深い駿河湾の漁港である沼津港には深海魚も揚がり、沼津港深海水族館も観光スポットの一つ。
深海魚のトリックアートは、ガブリと開いた口に合わせて写真を撮れば、迫力満点の面白い一枚となります。
びゅうおはエンターテイメント要素も充実していて、家族連れでも楽しめる施設でした。
日本一の水門の見学と合わせて、トリックアートでの記念撮影も楽しんでみてください。
■スポット名 沼津港大型展望水門 びゅうお
■住所 静岡県沼津市本字千本1905-27
■営業時間 10:00~20:00 ※木~14:00
■定休 なし(施設メンテナンスで臨時休館あり)
■問合せ 055-963-3200