津久井消防署 登山者に注意喚起 山火事予防運動
津久井消防署(加藤重幸署長)は3月2日、景信山(千木良)の登山道および山頂広場で火災予防活動を行った。
3月1日から7日は林野庁が定める、全国山火事予防運動期間。全国では例年約1300件の山火事が発生しており、空気や土壌が乾燥する春先は特に多いという。同署員は入山者に、山火事の知識や予防を促すために啓発物を配布し火の用心を呼び掛けた。
同署警備課の矢野陽介さんは、「岩手県をはじめ全国で林野火災が相次ぐなか、相模原の山でも乾燥した天候が続いていて山火事発生の危険が高まっています。登山者の方には十分注意していただき、楽しく安全に相模原の山を楽しんでほしい」と話す。
市内では今年に入り、2月28日時点で(速報値)、火災が41件発生(前年比+8件)。死者3人(同+3人)、負傷者12人(同+7人)で、いずれも前年同時期より増加している。