リーアム・ニーソン、俳優人生すべてをかけた集大成!“伝説の殺し屋”が爆弾テロリストの壊滅に挑む『プロフェッショナル』
リーアム・ニーソンの集大成とも言うべき主演最新作。伝説の殺し屋が正義のために爆弾テロリストの壊滅に挑む、ハードボイルド・アクション『プロフェッショナル(原題:In The Land of Saints and Sinners)』が、4月11日(金)より公開される。
リーアム・ニーソンが俳優人生すべてをかけた集大成
シニアの円熟とタフなファイトを両立させる、唯一無二のアクションヒーローとして独自の座を築いてきた名優リーアム・ニーソンが、自身のキャリアの集大成として選んだ作品が本作だ。自身の故郷である北アイルランドを舞台に、暗殺請負の仕事に長年従事していた男が引退し、別の人生を歩もうとした矢先、IRAのテロ集団と対決する。
ハードな修羅場を幾度も潜り抜けてきた過去を持つ主人公が、その優しさゆえ、疲弊した心身を奮い立たせながら、最後の戦いに立ち向かっていく姿に、リーアム・ニーソン本人の姿を重ねずにはいられない。また、1970年代当時の北アイルランド紛争という混沌とした政治・社会状況をリアルに反映。フィクションの醍醐味を存分に打ち出しつつ、あり得たかもしれない現実味を見事に獲得している。
監督は、長年クリント・イーストウッド監督とタッグを組んできたロバート・ロレンツ。リーアム・ニーソンとは『マークスマン』(21)で組んでおり、今回が二度目の監督×主演タッグとなる。プロデューサーには『グラントリノ』などのジェラルディン・ヒューズ、撮影監督は2002年の『ブラッド・ワーク』以降、クリント・イーストウッド作品の撮影を手がけ、2008年の『チェンジリング』でアカデミー撮影賞にノミネートされたトム・スターン。アイルランドの海や緑の景観が広がるローカルな風景の中、渋く滋味深いドラマの重厚さとキレのある痛快なアクションを併せ持つだけでなく、パブという限定空間が舞台となるクライマックスの銃撃戦、ダイナマイトでの殺し合いは、映画的な愉楽が満ち溢れた最大の見どころの一つ。大人のための極上のエンタテインメントがここにある。
『プロフェッショナル』は4月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開