新食感の大人のわらび餅をまろやかなコーヒーと味わう 焙煎体験もできる『YAMAUCHI COFFEE(ヤマウチ コーヒー)』に行ってきました 西宮市
JR西宮駅の北出口から歩いて3分ほどのところに5月5日にオープンした「YAMAUCHI COFFEE(ヤマウチ コーヒー)」(西宮市)は、自家焙煎コーヒー豆の販売所にイートインスペースを兼ね備えたスペシャルティコーヒー専門店です。
焙煎スクールの講師も務める店主独自のコーヒーの淹れ方や自家製の黒いわらび餅、こだわり満載のコーヒーへの想いを聞きに行ってきました。
お店に入ると最初に目に入る“手回し焙煎機”。機械を直接コンロの上に置いて手で回しながら焙煎するという基本であり、昔ながらのスタイルを実践しています。
「手間はかかりますが、少量を毎日焙煎することで新鮮なコーヒー豆をお客様に届けることが大切なんです」と、店主の山内さんは話します。豆の色を見て、音を聴き、香りを感じながら…時には朝までずっとハンドルを回し続けていることもあるのだとか。
こだわりは焙煎だけではありません。仕入れた生豆は全てチェックし、異物や状態の悪い豆を取り除く作業を徹底しています。そうすることで雑味のないまろやかな口当たりのよいコーヒーになるのだそう。
そんな自慢のコーヒーの中からお気に入りの一杯を見つけてほしいと、店内にはベンチと小さなテーブルを設置。味の好みや意見を聞いて調整を繰り返し、その人だけのオリジナルブレンド仕立てることもできるとのこと。
いただいた「黒いわらび餅」は、スペシャルティコーヒーを惜しむことなく使用した、ちょっとビターで大人なオリジナルスイーツ。国産の黒蜜ときな粉と粗く挽いたコーヒー豆をふりかけ、トロトロとザクザクの新食感に驚き。
それに合うコーヒーを、とリクエストして淹れてもらった「グアテマラ」は、果実本来の甘みと濃厚な味わいが特徴だそう。ひと口飲んでみると、コーヒーなのにとろりとまろやかな舌触りで、独特の苦味もなく後味もすっきりしています。
「いいコーヒーを飲むには豆の扱い方や焙煎の仕方が大事。味わいがぐっと変わりますよ」と、教えてくれました。
自分自身で焙煎したらもっと美味しく感じるのかな?コーヒーの楽しさを教えてくれる「手網焙煎ワークショップ」は、毎週末に開催中。
好きな豆を選び、手網を使ったアナログなスタイルで好みの焙煎を体験、最後はハンドドリップで淹れた自分だけのコーヒーを味わいます。予約制なので、興味がある人は下記詳細欄で確認してみてくださいね。
店舗
YAMAUCHI COFFEE(ヤマウチ コーヒー)
(西宮市松原町5-24 2F)
定休日
日曜日、第4火曜日