6月はBSが熱い!ジャンル別に楽しむ韓国ドラマ9本を先取りチェック
6月、各BSチャンネルにて放送開始予定の韓国ドラマが、すでに9作品決定している。
ラインナップには、重厚な歴史劇、胸キュン必至のラブコメディ、スリル満点のサスペンス系まで、ジャンルのバランスも抜群。
これまで見逃していた名作から、再び話題を集めそうな注目作まで、“おうちで韓ドラ”がさらに充実しそうだ。
気軽に楽しめるBS放送なら、録画派もリアタイ派も自分のペースで堪能できるのが魅力。
この6月、あなたはどのドラマから観始める?放送予定の9作品を一挙にご紹介!(2025年5月19日放送 / ※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)
(図)Danmee 韓国ドラマでもう一度活躍してほしいK-POPアイドルトップ3
BSフジ
2025年6月にBSフジで放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BSフジ公式HPをご確認ください)
『帝王の娘 スベクヒャン』(MBC/2013~2014/全72話)
2013年から2014年にかけて韓国MBCで放送された『帝王の娘 スベクヒャン』は、ソ・ヒョンジン、ソウ、チョ・ヒョンジェ、チョン・テスら実力派俳優陣が集結した大型ロマンス時代劇。
物語の舞台は6世紀、第25代王 武寧王の娘として実在したとされる人物をモチーフにしており、波乱の運命に翻弄される異父姉妹の愛と憎しみを軸に、陰謀とロマンスを壮大に描いている。
「善徳女王」「トンイ」に続く、華やかさと切なさが入り混じるストーリー展開で、日本でも何度も放送されてきたお馴染みの一作。
重厚な歴史背景と丁寧な人間描写が高く評価されており、時代劇ファンには外せない作品だ。
そんな『帝王の娘 スベクヒャン』が、BSフジにて6月下旬より再び放送スタート予定。お見逃しなく!
●キャスト:ソ・ヒョンジン、ソウ、チョ・ヒョンジェ、チョン・テス、イ・ジェリョン 他
●日本放送情報:BSフジ/2025年6月下旬予定
BS12 トゥエルビ
2025年6月にBS12 トゥエルビで放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BS12 トゥエルビ公式HPをご確認ください)
『グッジョブ』(ENA/2022/全16話)
2022年に韓国ENAで放送された『グッジョブ』は、チョン・イルと少女時代のクォン・ユリが主演を務めた痛快ラブコメディ。
2人の共演は、2021年に放送された時代劇『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』以来、約1年1カ月ぶりとなり、再タッグに大きな注目が集まった。
財閥の正体を隠した探偵と、超視力を持つヒロインが、事件を追いながら少しずつ心の距離を縮めていくというストーリーで、コメディ要素が中心の“気軽に楽しめる一作”として人気を博した。
スリルもロマンスもテンポよく展開されるので、韓ドラ初心者からベテラン視聴者まで幅広く楽しめる作品だ。
6月6日よりBS12 トゥエルビにてリピート放送スタート。見逃していた方も、この機会にぜひチェックしてみては?
●キャスト:チョン・イル、クォン・ユリ、ウム・ムンソク、ソン・サンウン、チョ・ヨンジン 他
●日本初回放送情報:BS12 トゥエルビ/2025年6月6日(金) あさ5時30分~
BS10
2025年6月にBS10で放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BS10公式HPをご確認ください)
『クレイジーラブ』(KBS/2022/全24話)
1作目にご紹介するのは、奇妙なロマンスを楽しめる『クレイジーラブ』。
2022年に韓国KBSで放送された本作は、キム・ジェウクとチョン・スジョンが主演を務めた“甘くてヤバい”ドタバタ系ラブコメディ。
殺害予告を受けた予備校代表ノ・ゴジンと、余命宣告を受けた秘書イ・シナ――極限状態の2人が繰り広げる“クレイジー”な関係性が、視聴者の心をかき乱す。
キレのある演技と予測不能な展開が話題を呼び、ヒロイン役のチョン・スジョンは「2022 KBS演技大賞」で女性人気賞を受賞。
ラブコメなのにスリリング、でもやっぱり笑えて泣ける。そんなクセになる一作が、6月4日よりBS10にて放送スタート予定!
●キャスト:キム・ジェウク、チョン・スジョン、ハジュン、イム・ウォニ、チョン・ソンホ 他
●日本初回放送情報:BS10/2025年6月4日(水) 夕方5時~よる6時
※放送日時に変更が生じる場合がございます。
『ユミの細胞たち』(TVING/2021/全20話)
2作目は、恋する細胞たちが大活躍する“脳内共感型”ラブコメ!『ユミの細胞たち』をご紹介する。
2021年に公開されたTVINGオリジナルドラマであり、韓国では社会現象級の人気を集めた『ユミの細胞たち』シーズン1。
失恋の傷を抱え恋に臆病になっているアラサー女子のユミと、不器用ながらも一途なアラサー男子、ウンの恋愛模様をユーモラスに描いた新感覚ラブコメディだ。
主演のキム・ゴウンは、シーズン1・2に続き、来年公開予定のシーズン3でも続投が決定しており、シリーズへの期待がますます高まっている。
さらに7月には、物語の世界観を3Dアニメーションで描いた映画の上映も予定されており、ファン層の拡大は必至。
まだ観ていない方も、これから追いつく絶好のチャンス!『ユミの細胞たち』は6月27日よりBS10にて放送開始予定。
●キャスト:キム・ゴウン、アン・ボヒョン、パク・ジニョン、イ・ユビ、パク・ジヒョン 他
●日本初回放送情報:BS10/2025年6月27日(金) 午前9時~午前10時
※放送日時に変更が生じる場合がございます。
WOWOW
2025年6月にWOWOWで放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、WOWOW公式HPをご確認ください)
『花が咲けば、月を想い』(KBS/2021~2022/全16話)
1作目は、禁酒令の時代に芽生える“禁断の恋”を描いた青春ロマンス時代劇『花が咲けば、月を想い』をご紹介。
2021年から2022年にかけて韓国KBSで放送された本作は、ユ・スンホ、ヘリ、ビョン・ウソクが出演する青春ロマンス時代劇。
時は禁酒令下の朝鮮王朝時代。堅物な監察官として生きる青年と、酒の密造で家計を支えるヒロイン――相反する立場の2人が出会い、運命に翻弄されながらも惹かれ合っていく姿を、ユーモアと切なさを織り交ぜて描いている。
出演陣の演技力も高く評価され、「2022 KBS演技大賞」ではヘリがミニシリーズ部門女性優秀賞を、ビョン・ウソクが男性新人賞を受賞。
心がキュッと締めつけられるような恋模様と、時代背景に息づく人々の葛藤が丁寧に描かれた注目作だ。
『花が咲けば、月を想い』は、6月2日よりWOWOWプライムにて放送スタート!
●キャスト:ユ・スンホ、イ・ヘリ、ピョン・ウソク、カン・ミナ、チェ・ウォニョン 他
●日本初回放送情報:WOWOWプライム/2025年6月2日(月) 午前9時45分~
『取引~友達を誘拐しました~』(Wavve/2023/全8話)
2作目にご紹介する作品は、息詰まる展開が待ち受ける密室サスペンス『取引~友達を誘拐しました~』。
2023年にWavveで公開された本作は、ユ・スンホ、キム・ドンフィ、ユ・スビンら実力派若手俳優が共演した注目のオリジナルドラマ。
ある日、2人の青年が高校時代の友人を衝動的に誘拐してしまう――その“取引”からすべてが狂い始める。誰も予想できない展開へと進んでいくスリリングなストーリーが視聴者を引き込む。
“友情”と“罪”の間で揺れる若者たちの葛藤を描いた本作は、ジャンルを超えた人間ドラマとしても見応え抜群だ。
『取引~友達を誘拐しました~』は、6月4日よりWOWOWプライムにて放送スタート。
●キャスト:ユ・スンホ、キム・ドンフィ、ユ・スビン、イ・ジュヨン、ペク・ジウォン 他
●日本初回放送情報:WOWOWプライム/2025年6月4日(水) 午前8時30分~
『我が家 ~嘘のかけら~』(MBC/2024/全12話)
3作目は、家族の絆と“嘘”の裏に潜む真実を描く心理サスペンス『我が家 ~嘘のかけら~』をご紹介する。
昨年MBCで放送された本作は、キム・ヒソンとイ・ヘヨンの実力派2人がタッグを組んだ話題のヒューマン・ミステリー。
主人公は、仕事も家庭も完璧にこなす韓国屈指の心理カウンセラー。ある日届いた送り主不明の小包をきっかけに、家族の過去に隠された“秘密”が次々と明らかになっていく。
キャリアと家族、すべてを守ろうとする彼女は、かつて人気を誇った推理作家である姑と手を組み、謎の脅迫犯に立ち向かっていくことに。
心理戦、家族の信頼、そして女同士の共闘という見どころが詰まった濃密な一作だ。
『我が家 ~嘘のかけら~』は、6月6日よりWOWOWプライムにて放送スタート。
●キャスト:キム・ヒソン、イ・ヘヨン、キム・ナムヒ、ヨヌ、クォン・ヘヒョ 他
●日本初回放送情報:WOWOWプライム/2025年6月6日(金) 午後1時~
『白雪姫には死を~BLACK OUT』(MBC/2024/全14話)
4作目は、静かに迫る狂気と真実を描いた衝撃のサスペンス『白雪姫には死を~BLACK OUT』をご紹介。
昨年MBCで放送された本作は、ドイツの小説を原作に、緻密なストーリーテリングと圧倒的な演技力で視聴者を惹きつけた心理サスペンス。
女子学生殺人事件の犯人として服役した青年が、出所後に自ら事件の真相を追い始めるという重厚なプロットで、正義・記憶・赦しをめぐる人間の本質を鋭くえぐり出す。
主演のピョン・ヨハンは、揺れる内面と葛藤を見事に体現し、「2024 MBC演技大賞」でベストアクター賞を受賞。物語が加速する中、10月4日放送の第14話では全国最高視聴率8.8%を記録し話題となった。
予測不可能な展開と息詰まる心理戦に、最後まで目が離せない一作だ。
『白雪姫には死を~BLACK OUT』は、6月17日よりWOWOWプライムにて放送スタート。
●キャスト:ピョン・ヨハン、コ・ボギョル、コ・ジュン、キム・ボラ、ペ・ジョンオク 他
●日本初回放送情報:WOWOWプライム/2025年6月17日(火) 午前8時30分~
『高麗契丹戦争』(KBS/2023~2024/全32話)
最後にご紹介する作品は、壮大なスケールで描く本格歴史叙事詩『高麗契丹戦争』。
2023年から2024年にかけて韓国KBSで放送された本作は、“KBS大河ドラマ”として34作目にあたる重厚な歴史巨編。
激動の時代を背景に、国に平和をもたらした第8代王・顕宗(キム・ドンジュン扮)と、その政治の師カン・ガムチャン将軍(チェ・スジョン扮)を中心とした波瀾の戦いが描かれる。
国家の命運を懸けた戦略、忠義、葛藤、そして人間ドラマが緻密に絡み合い、まさに“王道”の時代劇として高い評価を獲得。
2024年3月10日放送の第32話(最終話)では全国最高視聴率13.8%を記録し、話題を呼んだ。
壮麗なセットと迫力ある戦闘シーン、心震える名演に魅了されること間違いなしの本作は、6月27日よりWOWOWプライムにて放送スタート!
●キャスト:キム・ドンジュン、チェ・スジョン、チ・スンヒョン、イ・シア、ユン・チェギョン 他
●日本初回放送情報:WOWOWプライム/2025年6月27日(金) 午後8時~
(ライター/ダンミ 編集部)