夏バテ知らずの体になろう!「新れんこん」と合わせると体がよろこぶ調味料とは【高血圧予防・疲労回復】
新れんこんは、早いものだと6月から取れ始めます。じつは、腸内環境にもよい食材なんだそう。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに「酢れんこん」の作り方を教えていただきます。鍋で煮るだけと、簡単に作れる新れんこんのレシピです。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
夏に食べたい“新れんこん”
今回は、旬を迎えた新れんこんを使った「酢れんこん」をご紹介します。新れんこんの特徴は、みずみずしく、シャキシャキっとした食感です。
食物繊維が豊富で腸内環境を整え、カリウムが体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧予防に役立ちます。抗酸化物質も含まれ、美肌効果や免疫力アップ、紫外線ケアに有効なので、夏におすすめの食材です。
酢れんこん
酢れんこんの期待できるうれしい効果は、以下の通りです。
・疲労回復:クエン酸や抗酸化物質が疲労回復を助ける。
・食欲:さっぱりとした酸味が食欲を刺激してくれる。
・血糖値:血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できる。
暑い季節にぴったり「酢れんこん」の作り方
酢れんこんの保存は、冷蔵庫で一週間程度を目安にしてください。
材料
・新れんこん……200g
〈合わせ酢〉
・酢……100cc
・はちみつ……大さじ2
・水……大さじ2
・塩……ひとつまみ
・たかの爪……1本(お好みで加えてください)
作り方
1.新れんこんを、いちょう切りにします。大きい場合は、食べやすい大きさになるように調節してください。
※新れんこんは皮が薄く、柔らかいのが特徴です。今回はよく洗い、皮ごと使っていきます。またれんこんの有効成分は、ほとんどが水溶性です。水にさらすと栄養が溶け出してしまうので、アク抜きのために水にさらすことはせずに使っていきます。
2.れんこんが収まる程度の大きさの鍋を準備します。鍋に酢、はちみつ、水、塩、たかの爪(お好みで)を入れます。合わせ酢の材料がしっかり溶けるまで、加熱していきます。
3.合わせ酢が温まってきたら、れんこんを加えます。れんこんが透明になるくらいが目安で、好みの柔らかさになるまで火を通してください。
4.清潔な容器に移して、できあがりです。
今回は、「酢れんこん」をご紹介しました。そのまま食べるのもおいしいですが、お弁当のおかずやお肉の付け合わせ、麺のトッピングにもおすすめです。ぜひ、夏の暑い時期に役立ててください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター