麻婆豆腐といえばここ!新潟にある麻婆豆腐の名店11軒
ひと口に麻婆豆腐といえど、スパイスや調味料、使う食材によって味はさまざま。この記事では、麻婆好きをとりこにする、新潟県内の人気店をご案内します。
四川飯店 村上|村上市
陳麻婆豆腐セット(1200円)。3年熟成の豆板醤や四川の粉山椒を使用し、辛さの中に豊かな風味を引き出している。
多くの美食家をうならす陳建民氏直伝の逸品
日本における四川料理の祖・陳建民氏の味を受け継ぐ名店。現在は瀬波温泉で有名な村上市と新潟市万代エリアに店を構え、多くのファンを魅了し続けています。
陳建民氏の直弟子の下で修業を積んだ総料理長の斎藤広光さんが作る陳麻婆豆腐は、口の中に広がる重層的な味わいが魅力。シビレは十分に感じさせながらも、すべての香辛料や調味料の味わいが絶妙なバランスで融合しているため、雑味や角をまったく感じません。まずはそのまま、そして白米と合わせて、じっくりと堪能して。
村上の「大滝豆腐店」に特注した、こだわりの豆腐を麻婆あんと素早く絡めていく。煮込むのではなく、絡めるのがポイント。
格式の高さを感じられる店内は、テーブル席を中心に個室も完備。
店舗情報
店舗名:
四川飯店(シセンハンテン) 村上
住所:
村上市瀬波温泉2-2-25 野天風呂 湯元 龍泉隣接
TEL:
0254-52-0311
営業時間:
11時~14時LO、17時~21時LO
定休日:
火曜(祝日・正月・お盆は営業)
席数:
100席
駐車場:
80台
鵬龍 本町店|新潟市中央区
麻婆飯(950円)。味の要となる特製みそには、13種類もの調味料を使用。食べるほどに複雑なうま味が押し寄せる。
口の中で複雑に絡み合う辛さと風味で勝負!
中国出身のご主人が営む、中央区本町通の隠れた名店。爽やかな辛みと奥行きのある味が印象的な麻婆飯は、中国と日本の調味料をかけ合わせた特製みそがおいしさの秘密。
粗びき肉をたっぷり使った麻婆豆腐は食べ応えも十分で、香ばしい香りで食欲をそそる特製ラー油が口の中で存在感を放っています。トッピングの刻みネギが、見た目と食感のいいアクセントに。
赤みそ、ピーシェン豆板醤、八丁みそ、中国しょうゆ「老抽王」といった多彩な味をブレンド。
鮮魚店などが軒を連ねる「青海ショッピングセンター」内。
店舗情報
店舗名:
鵬龍(ホウリュウ) 本町店
住所:
新潟市中央区本町通6-1114-1 青海ショッピングセンター内
TEL:
025-229-3028
営業時間:
11時~17時※木曜は11時~14時
定休日:
なし
席数:
19席
駐車場:
なし
中華 いがらし|新潟市西区
麻婆豆腐(900円)。ピーシェン豆板醤で辛みを加えたひき肉たっぷりの麻婆あんには、潮州ラー油で華やかな香りをプラス。
ひき肉たっぷり甘辛仕上げ!リピート必至の絶品麻婆
台湾や中国で経験を積んだご主人が腕を振るうこちら。リーズナブルでボリュームのある中華料理がウリで、麺を除くメニューはすべて定食で提供しています。
なかでも自慢の麻婆豆腐は、「ファミリーで楽しめる中華食堂」を目指しているとあって、見た目とは裏腹に辛さは控えめ。ひき肉をふんだんに使っているため、口いっぱいに広がる濃厚なうま味を堪能できるはず。
ゆったりと過ごせる小上がりを備えているのもうれしい。
外はカリッと中はしっとり仕上げたユーリンチー(880円)もファンの多い一品。
店舗情報
店舗名:
麺飯食堂 中華 いがらし
住所:
新潟市西区五十嵐2の町8287ー4
TEL:
090-5808-4829
営業時間:
11時~14時30分(14時LO)、17時30分~20時30分(20時LO)※スープなくなり次第終了
定休日:
月曜
席数:
26席
駐車場:
15台
保盛軒|新潟市西区
最強麻婆飯(1100円)。大きめにカットした木綿豆腐が、麻婆あんの鮮烈な辛みやシビレを程よく和らげてくれる。
刺激とコクが押し寄せる名店仕込みの“最強”麻婆
創業1927年、新潟最古の中華料理店といわれ、山東省出身の初代が築いた伝統の味を守り続けるお店。看板の最強麻婆飯は、厳選した豆板醤や花椒を使った赤黒いあんが印象的です。
強烈な辛みやシビレ、味の決め手となるたまりじょうゆとひき肉が生み出す重厚なコク、それぞれが波のように押し寄せ、思わず夢中になる味わい。“最強”の名にふさわしい一皿を、ぜひ一度ご賞味あれ。
赤黒いあんとコク深いスープが中細麺に絡む最強麻婆麺(1067円)もぜひ。
店内に飾られるモノクロ写真からは、お店の歴史の長さを感じられる。
店舗情報
店舗名:
中華飯店 保盛軒(ホセイケン)
住所:
新潟市西区ときめき西1-12-12
TEL:
025-379-1010
営業時間:
11時30分~14時、17時~20時30分(20時LO)
定休日:
水曜、第3木曜
席数:
32席
駐車場:
16台
かめだ町中華 つのだ|新潟市江南区
陳麻婆豆腐セット(1100円)。さまざまな香辛料をブレンドして作る自家製ラー油が、鋭い辛さの中にも深いコクを演出。
こだわりのスパイスを駆使したご主人渾身の一品
洋食屋から定食屋へと50年以上続いたお店を、中華料理店としてオープンさせた3代目のご主人が営むこちら。
東京の四川料理店での経験を生かして作る陳麻婆豆腐は、さまざまな香辛料をブレンドした自家製のラー油をはじめ、3年間熟成させた豆板醤、葉ニンニクといった厳選素材を使い、うま味を際立たせたご主人の自信作。卓上の花椒で、辛さ&シビレをプラスして味わって。
自家製チーマージャンを使った濃厚でクリーミーな担々麺(900円)も好評。
店内はテーブル席のほか、カウンターと奥には小上がりも用意。
店舗情報
店舗名:
かめだ町中華 つのだ
住所:
新潟市江南区亀田本町3-1-22
TEL:
090-4714-9992
営業時間:
11時30分~14時、18時~21時
定休日:
水曜、ほか不定休
席数:
28席
駐車場:
5台
真|新潟市秋葉区)
真麻飯(1150円)。3年寝かせた豆板醤や、中国・四川省から取り寄せる山椒で作るラー油といった4種類の香辛料を使用。
辛さとシビレが駆け抜ける満腹必至の名物麻婆
「おなかいっぱいになってほしい」というご主人の思いから生まれた、大きな平皿にこぼれんばかりに盛られた真麻飯が名物。
8割のお客さんがオーダーするというこちらの麻婆豆腐は、1人前に豆腐を一丁使い、鋭い辛さよりも中国山椒の爽やかなシビレを際立たせた四川風。麻婆あんの下にどっさりと盛られたご飯を口いっぱいに頬張りながら、ビリビリと舌に残る刺激を楽しんで。
山椒は当日使う分だけを削って使うため、フレッシュな風味を感じられる。
真麻飯と人気を二分する真麻麺(1150円)も。
店舗情報
店舗名:
中華食道 真(シン)
住所:
新潟市秋葉区北上1-19-19
TEL:
0250-24-9228
営業時間:
11時~14時、17時30分~21時(20時30分LO)
定休日:
水曜
席数:
20席
駐車場:
8台
朱夏-Shanghai Dining-|燕市
本格四川の麻婆豆腐(1200円)。自家製豆鼓やラー油でうま味とコクを加え、思わず箸が進む濃厚な味わいに仕上げている。
2種の山椒で引き出した爽やかなシビレが魅力!
漢方や薬膳の考えに基づいた「体にいい中国料理」がコンセプト。気のめぐりを良くして体を温めるスパイスをたっぷり使った本格四川の麻婆豆腐は、四川産を中心に中国から仕入れた食材を使用し、絶妙な火加減で素材の風味を引き出したシェフ自慢の一品。
山椒は2種類を使い、赤山椒で舌がビリビリとシビれる辛味を、青山椒で柑橘系の爽やかな風味を引き出しています。
自家製ラー油や2種類の山椒、蒸した大豆を塩漬けし発酵させた豆鼓といった厳選素材を使用。
木のぬくもりを感じられる店内。
店舗情報
店舗名:
中国料理 朱夏(シュカ)-Shanghai Dining-
住所:
燕市秋葉町1-12-23
TEL:
0256-46-8089
営業時間:
11時30分~14時LO、17時30分~21時LO(20時30分最終入店)
定休日:
月曜(祝日の場合は翌日)、火曜不定休
席数:
35席
駐車場:
10台
やまか飯店|長岡市
マーボーあんかけごはん(950円)。2種の豆板醤や甜麺醤、コクのある辛さに仕上げた特製炸醤(ザージャン)で味に深みをプラス。
甘辛あんが食欲を刺激する老舗の愛されメニュー
種類豊富なメニューがそろい、地元で60年以上愛され続ける中華飯店。
辛みと甘みのバランスを重視したというマーボーあんかけごはんは、1年ものと3年ものという2種の豆板醤や自家製ラー油が味の決め手。複雑で深みのある辛さに加え、後からほのかに中国しょうゆの豊かな風味を感じられます。大きめにカットされた存在感のある木綿豆腐で、食べ応えもばっちり!
味の要となる自家製ラー油。
ひきたてのゴマとラー油が見事に調和した濃厚やまか坦々と小籠包のセット(1450円)もおすすめ。
店舗情報
店舗名:
やまか飯店
住所:
長岡市上除町甲3617-1
TEL:
258-46-2256
営業時間:
11時30分~14時LO、17時30分~21時LO
定休日:
月曜、ほか月1回不定休
席数:
43席
駐車場:
14台
風蓮|長岡市
激辛好きも苦手な人も!アツアツ土鍋入りの本格派
東京の有名ホテルで経験を積んだシェフが腕を振るう町中華。本格的な中華料理が多彩にそろうなかでも定番は、土鍋で提供されるアツアツの麻婆豆腐。
色鮮やかで風味豊かなあんは、辛いものが苦手な人でも楽しめるようにと辛さはあえて控えめに仕上げ、好みに応じて辛さを選べるように。種類豊富にそろう紹興酒とのマリアージュを堪能しながらいただくのもおすすめ。
ランチは、本格的な味わいをおトクに堪能できるも用意。写真はホイコーロー定食(1150 円)。
店内は落ち着いた居心地の良い空間。
店舗情報
店舗名:
中華 風蓮(フウレン)
住所:
長岡市蓮潟4-11-17 今井ビル1F
TEL:
0258-87-1763
営業時間:
11時30分~13時50分LO、17時30分~21時LO
定休日:
水曜(祝日の場合は翌日)
席数:
22席
駐車場:
6台
鳳苑|上越市
陳麻婆豆腐飯(1300円)。四川産唐辛子や山椒をはじめ、厳選した香辛料を種類豊富に使用。複雑な辛さを堪能して。
グツグツ煮立つうま辛麻婆を香ばしいおこげと一緒に
広東料理をベースに上海・四川・北京の要素を取り入れてアレンジを加えた、オリジナルの中国料理を提供。化学調味料を使わず、素材の持ち味を生かした味付けがご主人のこだわり。
グツグツと煮立つ陳麻婆豆腐飯は、山椒の香りが弾ける麻婆あんに、四川産唐辛子と葉ニンニクの刺激的な辛さがアクセント。香ばしいおこげと一緒に味わえるのも、石焼きの器ならでは。
店舗情報
店舗名:
海鮮酒家 鳳苑(ホウエン)
住所:
上越市西本町4-9-27
TEL:
0120-910-540(通話無料)
営業時間:
11時~14時、17時30分~21時
定休日:
月曜(祝日の場合は翌日)
席数:
30席
駐車場:
9台
日出人|糸魚川市
定番!ランチBセット(1300円)。複雑なうま味と刺激的なシビレを生み出すのは、特製炸醤(ザージャン)と自家製ラー油。
ご主人がほれこんだ地元産豆腐で本場の味を再現
東京や台湾などの本格四川料理店で修業を積んだご主人が、本場の技を生かして腕を振るう。調味料は四川省から仕入れたものを使い、食材はできるだけ地元のものを取り入れるというこだわりも。
なかでもご主人がほれこんだという地元産の豆腐を使った麻婆豆腐は必食。おトクに楽しむなら、2種のおかずとご飯、スープ、デザートが付いた「定番!ランチBセット」をどうぞ。
四川省から仕入れたさまざまな調味料。
豆腐は地元の豆腐店「突華豆腐」の木綿豆腐を使用。適度なやわらかさで型崩れしにくいのが特徴。
店舗情報
店舗名:
四川料理 日出人(ヒデト)
住所:
糸魚川市大町1-1-17
TEL:
025-553-0844
営業時間:
11時~14時(13時30分LO)、18時~22時(20時30分LO)
定休日:
日・月曜
席数:
28席
駐車場:
3台
※掲載の情報は2024年7月11日時点のものです。掲載店舗の営業時間や定休日が変更になる場合がございますので、おでかけの際は、各店舗にご確認ください。
(文/Komachi編集部 山崎)