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パラアスリートから学ぶ車いすバスケ 大潟町小で体験授業

上越妙高タウン情報

パラアスリートを講師に招いた車いすバスケットボールの体験授業が13日(火)に上越市立大潟町小学校で開かれました。

体験授業はパラスポーツを通じて障がいがある人への理解を深めてもらおうと、「日本財団パラスポーツサポートセンター」が全国の小中学校などで開いています。この日は大潟町小学校の4年生77人が参加しました。

講師は車いすバスケットボール選手として、全国障害者体育大会に7回出場した経験のある加藤正さんです。競泳やアイスホッケーなどの選手としてパラリンピックにも夏と冬、合わせて5回出場したマルチアスリートです。

子どもたちは、競技用車いすのタイヤは漢字の「八の字」のように傾いていることや、回転をかけやすくターンが速くできることなどを説明を受けた後、実際に車いすに乗ってリレーをしたり、代表児童10人がバスケの試合をしました。

児童
「楽しかった。車いすのタイヤを回すところが難しかった」

最後に加藤さんは「失敗を恐れず挑戦し、自分を表現する武器を見つけてほしい」と話しました。

講師 加藤正さん
「できるか、できないかではなく、やるかやらないか。頭の中で『できない』と結論を出すからやらない。まずやってみようという気持ちを大切に」

児童
「今、水泳を習っているから水泳の選手になりたい。ちゃんとクロールの手をできるようになりたい」
「将来は料理店になりたい。頑張りたい」

講師  加藤正さん
「障がい者は特別な存在ではなく身近にいる。上越市にも障がいがありながらスポーツをやっている人はいる。そういう人たちを見たときにぜひ応援してほしい。ふつうに接してくれるのがうれしい。多くの障がい者が望んでいる。仲間という意識で接してほしい」

この体験授業は、16日(金)にかけて大潟町小学校を含む市内の5つの小学校で行われます。

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