米映画ファンが選ぶ2025年夏の期待映画、1位は『ジュラシック・ワールド/復活の大地』 ─ トップ10は超強力ラインナップ
米映画ファンが選ぶ「2025年夏もっとも期待の映画」は、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』だ。米の調査により、ランキングのトップ10が発表されている。
この調査は2024年12月に実施されたもので、2024年に一度でも映画館のチケットを購入した5,000人以上のユーザーが対象だった。昨年12月といえば、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』はまだ特報映像さえ公開されていなかった時期。不動のシリーズ人気を証明した形だ。
『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』シリーズの完全新章となる本作は、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグ、監督に(2023)のが就任。前作から5年後、赤道直下の隔離地域に生息する巨大恐竜3体が人類を救う薬のカギを握っており……。出演はスカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリーほか。日本公開は8月8日(金)だ。
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ランキングの第2位は、(MCU)初参戦の『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(夏公開予定)。これを、第3位のトム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)や、第4位のDC映画『スーパーマン』(7月11日公開)、第5位の同じくMCU映画『サンダーボルツ*』(5月2日公開)が追いかける。
惜しくもトップ5入りは逃したものの、第6位は『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ『バレリーナ:The World of John Wick』(8月公開)。さらに第7位の『28年後…』(6月20日公開)、第8位『ヒックとドラゴン』実写版(秋公開)、第9位『リロ&スティッチ』実写版(6月6日公開)と、強力なタイトルが並んだ。
なお、第10位には『フォーチュン・クッキー』(2003)の続編映画である『Freakier Friday(原題)』がランクインしたが、本作の日本公開は決まっていない。
そのほか今回の調査では、年に5本以上映画を観る“熱心な映画ファン”は年齢層が高まりつつあり、より多くの映画を鑑賞する傾向があることがわかった。年間鑑賞数が4本以下の“カジュアルな映画ファン”は比較的若いという。ただし、どちらのグループもIMAXやドルビーシネマなどのプレミアム・フォーマット上映を好んでいるとのこと。より充実した映画体験を求める傾向は変わらないのだろう。
ちなみに映画ファンの3人中2人(66%)が、今年の夏は映画を4本以上観る計画だという。昨年は秋ごろまで厳しい状況が続いていたアメリカの映画興行だが、今年はどのような結果となるか?
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