特撮のひみつ大解剖! 井上泰幸氏の故郷・古賀市でよみがえる特撮美術の黄金時代!【イベント】
今年の夏は、福岡県古賀市が特撮一色に染まります!
『井上泰幸のセカイ展 特撮のひみつ大解剖!』と題された本イベントは、1954年の『ゴジラ』や1956年の『空の大怪獣ラドン』など、数々の特撮作品の美術を手掛け、日本の特撮黄金時代を築いた古賀市出身の特撮美術監督・井上泰幸氏の功績を新たな世代に伝えるべく開催されます 。展示、ワークショップ、トークショー、上映会と盛りだくさんの内容で、特撮の奥深さに触れることができるまたとないチャンスです。すべてのイベントが参加無料なので、この機会に特撮の世界を“見て、知って、体感して”みませんか?
特に注目は、8月5日(火)から31日(日)まで開催される「井上泰幸のセカイ展」 。井上泰幸氏が映画やTVで取り組んだ仕事の足跡が公開され、怪獣デザイン画やイメージボード、ロケハン写真、セット図面など、特撮作品が完成するまでの「ひみつ」が明かされます 。特撮ファンはもちろん、クリエイティブな世界に興味がある人にとっても、貴重な資料の数々は必見です。展示を通じて、井上氏の卓越した技術だけでなく、過去から現在にかけての福岡の街並みの様子にもスポットライトが当てられるのも魅力の一つです 。
体験型のワークショップも充実しています。7月20日(日)には、『ウルトラマンブレーザー』などの怪獣デザインを担当したキセン先生から直接学べる「怪獣デザイン教室」が開催され、自分だけのオリジナル怪獣を生み出すことができます 。また7月27日(日)には、実際に特撮映画で使われたミニチュアを使って撮影に挑戦できる「みんなで作ろう!特撮ミニチュアの世界」も 。さらに8月20日(水)には、特撮美術監督の三池敏夫さんから特撮の雲海づくりを教わる「大空を君の手で!特撮で雲海を作ってみよう!!」も開催されます 。プロの技を間近で見たり、実際に体験できる貴重な機会をお見逃しなく!ワークショップは事前申込制なので、申し込みはお早めに 。
イベント期間中には、特別なゲストが登場するトークショーや上映会も開催されます。8月3日(日)に、『ウルトラQ』のカラー化作品「総天然色ウルトラQ」の上映会と、桜井浩子さん(俳優)、三池敏夫さん(特撮美術監督)によるトークショーが予定されています 。特撮作品のメイキングを手掛ける島崎淳さんも関連イベントに登場します 。また8月30日(土)には、全国自主怪獣映画選手権の出品作品上映&トークイベントも開催され、自主制作怪獣映画の傑作が多数上映されます 。クリエイターの原点に触れることができる熱いイベントになりそうです 。
この夏は、古賀市で特撮の魅力にどっぷり浸かってみませんか?特撮の歴史を学び、その技術を体験し、そして未来を担うクリエイターの作品に触れることで、新たな発見と感動がきっとあなたを待っています。夏休みの思い出作りにも最適です。家族や友人と一緒に、特撮のひみつを大解剖しに、ぜひリーパスプラザこがへお越しください!
『井上泰幸のセカイ展 特撮のひみつ大解剖!』
期間:2025年7月20日(土)~8月31日(日)
休館日: 8月12日(火)、18日(月)、25日(月)
展示は8月5日(火)~31日(日)まで
開催場所: リーパスプラザこが(福岡県古賀市中央2丁目13-1)
JR古賀駅東口から徒歩6分
九州自動車道古賀ICから車で5分
入場料:無料(全イベント)
主催:古賀市、古賀市教育委員会
問い合わせ: 092-942-1346(古賀市経営戦略課 )
ワークショップ申込期間:2025年7月10日(木)まで受け付け中