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宮内で禁じられた恋‥来週(4月28日~)日本のテレビで放送開始「ロマンス×時代劇」韓国ドラマ4選

Danmee

KBS『雲が描いた月明り』主演パク・ボゴム ©Danmee

韓国ドラマのなかでも、特に愛されているジャンルの1つがロマンス時代劇だ。

現代劇も多くの人を魅了してやまないが、時代劇は史劇ならではの背景や設定が、恋模様をさらにドラマチックにして観る者を惹きつける。

たとえば、定番設定である身分格差の恋は、男女の間に立ちはだかる身分という壁がストーリーをより一層盛り上げ、視聴者は恋の行方を見届けたくなる。

特に、王や世子などが登場する宮内を舞台にした作品は、その立場などから制限が多く恋愛に障害がつきもの。時に、権力争いなども複雑に絡み合い、なかなか思うように恋が発展しないのも醍醐味といえる。

そこで本記事では、韓ドラファンを虜にする宮内での禁じられた恋を描いたロマンス時代劇で、来週から日本のテレビで観ることのできる作品を4つ紹介する。

(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマ

雲が描いた月明り (KBS/2016)

『雲が描いた月明り』は、ツンデレ世子と、訳あって幼い頃から男装して生きてきたヒロインが繰り広げる恋物語。イケメン俳優パク・ボゴムと、子役から演技力を磨いてきたキム・ユジョン主演作だ。

ひょんなことをきかっけに内官になったヒロインと、厳格な規則が存在する宮内で生きる世子という、身分も置かれた立場も異なる2人が徐々に惹かれ合うストーリーで、そこにさらにもう1つ障害がプラスされてなかなか恋がうまくいかない。

また、互いを大切に想うからこそ悩む姿はなんとも切なく、適度なじれったさも2人のロマンスを盛り上げている。

●日本初回放送情報:KBS World/2025年5月4日(日) 22:30~深夜3:50
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

赤い袖先 (MBC/2021)

『赤い袖先』は、愛よりも国が優先だった朝鮮第22代国王イ・サンと、自らの人生を自分で選択しようとする宮女の切ないラブストーリー。ジュノ(2PM)の威厳と色気溢れる熱演、そして芯の強い女性を見事に描き出したイ・セヨンの演技が大きな話題を呼んだ大ヒット作だ。

王と宮女という禁断の恋にそれぞれの生き様や考え方が相まって、決して順調とはいえない恋の道のりが、ある種現代劇のようなすれ違いを感じさせる物語。

特に、ヒロインを通して宮女の人生に切り込んでおり、自身の道を自分の足で歩こうとするヒロインの姿勢が恋の弊害となり、心の変化や彼女を一途に想い続けるイ・サンの姿と相まって、既存の史劇にはない面白みをプレゼントしてくれる。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年5月2日(金) 15:30
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

王になった男 (tvN/2019)

『王になった男』は、王の影武者になった道化師が、国王として生きていくなかで、次第に本当の王になって国を変えたいと願うようになる物語。映画版『王になった男』(2012)をリメイクしており、ドラマ版では王妃とのロマンスの分量が大幅に増やされた。

子役から演技力を磨いてきたヨ・ジングとイ・セヨンがとびきりのラブストーリーに仕上げており、正体を隠さなければならないなか両者の想いは深まっていき、結ばれるはずのないラブストーリーの行方が気になる作品。

また、許されない恋に葛藤しつつも、想いを押さえきれないキャラクターの感情を見事に描き出したヨ・ジングの熱演が、禁断の恋を大いに盛り上げる。

●日本初回放送情報:チャンネル銀河/2025年5月1日(木) 4:00〜5:30
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

カンテク~運命の愛~ (TV朝鮮/2019)

『カンテク~運命の愛~』は、双子の姉を殺した犯人を捜すためにカンテク(妃選びの儀)に参加した女性と、初恋の人を忘れられない王が繰り広げる物語。『オクニョ 運命の女』(MBC/2016)など史劇での活躍が目立つチン・セヨンと、『社内お見合い』(SBS/2022)に出演し、日本でさらに知名度をアップしたキム・ミンギュが主演を務めている。

身分や正体を隠すヒロインと、彼女を初恋の相手だと思っている王、妃候補たちによる妨害、過去の因縁など、その他様々な要素が複雑に絡み合って誤解や葛藤を産み、一筋縄ではいかない恋物語がスリリングだ。

また韓ドラお決まりの設定である三角関係も登場してより複雑に。数多くの障害をどう乗り越えていくのか、最後まで目が離せない。

●日本初回放送情報:BSテレ東/2025年4月30日(水)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。

(ライター/西谷瀬里)

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