カヤックSLJ釣行で爆釣【神奈川・逗子〜江ノ島沖】ブリ族&オオモンハタ&ホウボウが連発
2024年12月2日、逗子江ノ島エリアでカヤックを使ったスーパーライトジギング(SLJ)を楽しんだ。大潮とベタ凪という絶好の条件の中、魚探を駆使してポイントを探り、軽量ジグで効率的に魚を狙うスタイルを展開。マダイやオオモンハタ、ホウボウに加え、ドラマチックなファイトの末にワラサをキャッチするなど、充実した釣行となった。
逗子〜江ノ島沖でカヤックルアー釣行
2024年12月2日(日)、逗子江ノ島沖エリアでカヤックによるスーパーライトジギング(SLJ)を楽しんだ。この日はベタ凪で、潮は大潮(上潮)と釣りには絶好のコンディション。海は濁りが見られた。
当日の作戦は、魚探を活用して魚の反応を確認しつつ、メタルジグを投入。2~3回試して反応がなければすぐに別のポイントへ移動するというシンプルかつ効率的な方法をとった。魚探を活用してポイントを探りながらの釣行となった。
カヤック
当日乗船したカヤックは、愛艇のHobie 『ミラージュアウトバック(MIRAGE OUTBACK)』。足漕ぎのカヤックなので、釣りながらポイントの微調整ができる。私の釣りの強い味方だ。
タックル&ルアー紹介
今回はタックルを2本用意した。
ベイトタックル
竿:炎月SS B610M-S
リール:オシアコンクエストPG301
スピニングタックル
竿:天竜 HLJ641S-FUL
リール:ストラディック 5000HG
ルアー
TGベイト60g 緑金スポットグロー&緑金半身グロー
キングスラッシャー120g キョウリングロー
小型オオモンハタをキャッチ
朝6時30分、自宅から30分圏内の出艇場所に到着。先週タチウオが好調だった水深20mのエリアからスタートした。
しかし、魚探に映る大量の魚影にも関わらず、まったくアタリがない。先週好調だったTGベイトの半身グローカラーを使うも、魚は見向きもしない。たった1週間で状況が大きく変わることに驚きつつ、次のポイントへ移動を決意した。
7時45分、水深28m付近に移動。魚探の反応は薄いものの、TGベイトを緑金スポットグローに変更して試してみることに。この選択が功を奏し、20cmほどのオオモンハタがヒットした。ただし、スレ掛かりだったため、魚の活性が低いことを実感する。
移動先でマダイやオオモンハタが好調
続いて水深35mのエリアに向かうと、魚探の反応が非常に良好。ここでようやく状況が一変する。
まずは40cmほどのマダイをキャッチ。その後は20〜30cmのオオモンハタが次々にヒットし、入れ食い状態となった。
9時ごろ、水深40~50mのエリアを調査するも、魚影が薄く早々に見切りをつける。そして再び35m付近に戻ると、オオモンハタのアタリが止まらない。「今日は35mの日だ」と確信しつつも、他の魚種を狙いたい気持ちが膨らむ。
激闘の末ワラサを手中
10時、水深35mで突然大きなアタリが訪れる。柔らかい真鯛用のタックルに青物がヒットし、ドラグが悲鳴を上げる。
さらに不安を煽ったのは、息子が結んだ「信用ならない」FGノット。しかし、慎重にファイトを続け、30分以上かけて魚を弱らせた結果、ついにワラサをタモに収めた。
取り込みの際にはスリル満点の場面が続いたが、最後は息子のノットがしっかり役目を果たしてくれた。この出来事で息子の成長を感じ、感慨深い気持ちになった。
40cmホウボウが入れ食いに
10時45分ごろ、魚探が突然振動子を認識しなくなるトラブルが発生。
それでも周囲には魚が多く、適当にジグを投入すると40cm級のホウボウが入れ食い状態となった。
ホウボウは釣り上げた直後よりも冷蔵庫で数日寝かせたほうが美味しくなるため、この日の釣果を楽しみに帰路を考え始める。
その後、30cmほどのマダイを追加し、正午には魚の活性が徐々に低下してきたため納竿を決意。帰り際には浜近くの水深15mでイナダを2本追加することができ、釣果は充実したものとなった。
今後の展望
帰港時刻は13時。魚探が壊れたショックと、大漁だった喜びが入り混じった気持ちで1日の釣行を振り返った。帰宅後は魚探の修理に取り掛かり、次回の釣行に向けて準備を進める予定だ。
この日を通して、逗子江ノ島エリアの魚の活性が非常に高いことを再確認した。東京湾や西伊豆では最近釣果が振るわない中、このエリアはしばらく通う価値があると感じている。次回の釣行でも相模湾を舞台に、さらに良い釣果を目指していきたい。
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<伊佐文宏/TSURINEWSライター>