【基本】レンジで簡単「卵豆腐」のレシピ。なめらかにするコツも押さえよう!
レンジで簡単!卵豆腐
調理時間:30分
冷蔵庫で冷やす時間は含みません
レンジで作る卵豆腐のレシピをご紹介します。卵豆腐は通常蒸し器で作りますが、レンジで作ることも可能です。手間が少なく少量だけ作りたい場合は、レンジ調理が便利。小分けにして加熱すれば、ムラなく仕上がりやすいです。やわらかく仕上げるには、加熱設定を弱めにするのがコツ。レンジの種類によって加熱時間が異なるので、様子を見ながら調整してくださいね。
材料3つのみと手軽で、卵の風味が楽しめます。ポイントを押さえて作ってみましょう。
材料(2人分)
卵:2個
白だし(10倍濃縮):大さじ1杯
水:150cc
コツ・ポイント
卵液をこすと口当たりがなめらかになる
加熱しすぎに気をつけ、弱い加熱設定で少しずつレンジで温めやわらかく仕上げる
ひとり分ずつ小分けにすると中まで火が通りやすい
作り方
卵液を作る
ボウルに卵を入れ、静かにほぐします。
白だしと水を加え、泡立てないように混ぜ合わせます。
卵液を茶こしでこしながら、耐熱容器に流し入れます。
レンジで加熱して冷やす
ふんわりとラップをし、レンジ200Wで2分加熱します。
※加熱は1個ずつでも2個同時でもOK。1個ずつのほうが、早く加熱できます。レシピの2倍量で4個作る場合は、2個ずつ加熱してください。
一度取り出してやさしくかき混ぜ、再度レンジ200Wで3分加熱します。
中心がぷるんと揺れたら竹串を刺してみて、濁った汁が出てこなければOK。加熱が足らない場合は、30秒ずつ追加して加熱します。使用する容器によっても火の通り具合は変わるため、竹串を刺して状態を確認してください。粗熱を取り、冷蔵庫で1時間ほど冷やしたらできあがりです。
よくある質問
レンジのW数が異なります。
そのほかのW数でも加熱はできますが、火力が強く「す」が入る可能性が高いです。レンジ200Wで様子を見ながら、ゆっくり加熱するのがおすすめ。つるんとなめらかで、やわらかい食感に仕上がります。
白だしの濃度が異なります。
使用する白だしによって、濃縮率は異なります。白だしに表示通りの割合で水を加えて薄め、160~180cc程度にすればOK。お吸いものの希釈率を目安にし、好みに合わせて白だしの量は調整してください。
白だしがありません。
白だしがない場合、だし汁・しょうゆ・塩でも作れます。だし汁150cc、しょうゆ小さじ1杯、塩少々で卵液を作りましょう。卵液の味を見て、塩の量は調整してください。
白だしをめんつゆにかえても作れますか?
めんつゆでも作れますが、仕上がりはやや茶色っぽくやや甘くなって風味が変わります。めんつゆを表示通りの割合で水を加えて薄めて160~180cc程度にし、卵液の味を見てめんつゆの量を調整してください。白だしのほうが塩分量は多いので、お好みで塩を足してもOKです。
かたまっていませんでした。
加熱が足らない場合は、レンジ200Wで30秒ずつ追加し加熱してください。加熱しすぎると「す」が入ったり硬くなったりするので、少しずつ様子を見ながらおこないましょう。一度に加熱しようとしないほうが、失敗しにくいです。
食べ頃はいつですか?
加熱してすぐに食べられますが、冷やすほうが卵豆腐特有のプルンとした食感や卵の風味が楽しめます。粗熱が取れたら、冷蔵庫で1時間ほど冷やすとよいでしょう。
ゆっくり加熱!レンジで卵豆腐を作ってみよう
卵豆腐は、卵・白だし・水のみで簡単に作れます。レンジで加熱するときは、低いW数で少しずつ加熱するのがポイント。加熱しすぎて「す」が入ったり、固くなったりするのを防げます。状態を見ながらじっくり加熱すれば、やわらかい食感に仕上がりますよ。
あとひと品欲しいときにもおすすめです。材料3つで手軽にできるので、ぜひ卵豆腐をレンジで作ってみてください。
※電子レンジは、お使いの機種によって加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ライター:田村佳奈子(フードスタイリスト / フードコーディネーター / フードアナリスト)