毛が伸びて固まってしまった『ガリガリ犬』を保護…トリミングした結果→まるで別犬のような姿と『泣ける結末』に「今までの分幸せに」の声
Instagramに投稿されたのは、保護犬が幸せをつかむまでの軌跡です。レスキューされた時はボロボロの状態だった保護犬も、トリマーさんの力で本来の愛くるしい姿を取り戻し、素敵な家族に出会えました。保護犬の変化と幸せそうな姿が感動を呼んでいます。
ボロボロの状態で保護された犬
日本はペット先進国と呼ばれている国と比べて、動物への意識や福祉対策が遅れていることが問題視されています。犬や猫の中にはひどい扱いを受け、殺処分されてしまう子も…。
特に障害や病気を抱えていたり、奇形だったり高齢だったりする子は、保護活動をしているボランティアさんたちの手からも取りこぼされてしまうケースが少なくないそうです。
『NPO法人フェアリーハウス』さんはそんな犬猫たちを中心に保護し、尊い命を1つでも多く救うために活動しているのだとか。
ビションフリーゼの「シリル」ちゃんも、『フェアリーハウス』さんに命を救われました。保護当時のシリルちゃんはガリガリに痩せ、伸びた被毛が汚れてガチガチに固まっていたそう。
またケージにすれていたからか、背中や鼻の上は毛がないうえに赤くなっており、ボロボロの状態だったとか。
本来の姿を取り戻したシリルちゃん
まずは体を綺麗にするために、ドッグサロンでトリミングを受けることになったシリルちゃん。
トリマーさんが苦労しながら毛玉を取り除いて丸刈りにすると、シリルちゃんは真っ白で可愛い姿を取り戻すことができたそう。
そして新しい家族との出会いを待ちながら過ごすうちに、再び被毛が伸びてきてふわふわに。保護からしばらく経ってからサロンを訪れた際は、トリミング後にニコッと穏やかな笑顔を見せてくれたとか。
その明るい表情や綺麗で愛くるしい姿は、保護当時とは別犬のよう!きっとこれこそがシリルちゃんの本来の姿だったのでしょう。
家族と出会い、幸せをつかんだ姿に感動
なかなかご縁がなくて家族が決まらずにいたシリルちゃんですが、ついにずっと一緒に暮らせる本当の家族と出会えたそうです。
明るくて優しくて素敵な家族の一員になれた日、シリルちゃんはパパさんにお膝の上で抱っこしてもらいながら、「幸せつかんだぜ!」とばかりに誇らしげなお顔をしていたとか。
そして娘さんとは一緒にペロッと舌を出してみたり、優しくお顔を撫でてもらったりして、さっそく絆を深めていたとのこと。2人がふれあう光景は、見ているだけで涙が出そうになるほど尊いです。
苦労の果てに幸せをつかんだシリルちゃんの姿は、多くの人に感動を与えてくれることとなりました。シリルちゃんとご家族の幸せな日々が、末永く続きますように。
『フェアリーハウス』さんに保護された犬猫たちが幸せをつかんだ姿をもっと見たい方や、保護活動の現状を知りたい方は、ぜひInstagramアカウント「fairyhouse20181231」をチェックしてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「fairyhouse20181231」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。