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臼杵市野津町に4月にオープンした『臼杵市多世代交流館　のつてらす』
この施設は、臼杵市に在住していなくてもどなたでも利用できる「多世代交流館」です。
『のつてらす』とは一体どんな施設なのか、詳しくご紹介します。

『のつてらす』とは

『臼杵市多世代交流館　のつてらす』があるのは、臼杵市の野津町です。
野津町といえば、「吉四六さん」
町の至る所に吉四六さんのモニュメントやイラストがありますよね。
『臼杵市多世代交流館　のつてらす』はそんな「吉四六さん」の町にあった、「旧大分県立野津高校」をリノベーションした廃校利活用施設です。
以前、飲食や物産販売などを行う「大分+（プラス）学園」として民間企業が運営をしていましたが、オープン半年後に経営破綻。
この場所の再利用をどうするか問題になっていましたが、今回臼杵市が管理する公営施設として再スタートしました。

場所

大分市中心部からは車で45分ほど。
下道で国道10号線を進み、豊後大野市犬飼町を過ぎ臼杵市野津町に入ります。
「野津南保育所」の交差点を少し奥に入ると『臼杵市多世代交流館　のつてらす』があります。
のつてらすに入る交差点が少しわかりづらいですので、こちらの看板を目印にしてください。
駐車場はとても広く、綺麗に整備されています。

利用方法

のつてらすの利用方法はとても簡単。
施設は土曜日と日曜日のみの開館で、臼杵市民でなくても無料で利用できます。
平日利用は事前申請の上、有料で貸し出しという形で利用できます。
平日は放課後デイサービスなどのグループが、特性のあるお子さん方が気兼ねなく遊べるようにと利用されることもあるそう。
全館貸切や、お部屋ごとの貸切などで料金が変わってくるので、詳細については臼杵市のHP、もしくはパンフレットをご確認ください。

のつてらすの館内

受付

まず来館したら、利用受付を済ませてください。
ここで注意事項などの説明を受けてからの利用となります。
注意事項としては、のつてらすは市が管理する無料の施設であるため、お子さんの見守りは各自で行うこと、ゴミは持ち帰ることなど基本的なマナーといった内容です。
施設内にスタッフは常駐していますが、自分の子供をしっかりと見守りながら、危ない遊び方をしているお子さんがいれば声をかけてあげて欲しいとのこと。
無料で施設を運営していくには、利用者みなさんの協力が重要です。

1階　〜子どもから高齢者まで幅広い世代が集まり、交流できるフロア〜

食事スペース

のつてらすでは、毎週末臼杵市内外の飲食店がパンやお弁当などの販売を行っています。
また、持ち込みの飲食も可能なので、お弁当を作って持ち込んでもOK。
食事スペースで自由に食べたり飲んだりすることができます。
ここには自動販売機、電子レンジ、トースターもあります。

出店するお店の情報はのつてらすのInstagramでもお知らせされています。

談話スペース

談話スペースにはテレビとテーブル、椅子があります。
また、県道強豪校だった野津高校のトロフィーや盾なども飾られていました。

1-2 フリースペース

フリースペースは、ボードゲームや漫画・小説などの本がたくさん並んでいます。
懐かしい漫画も多く、大人でもゆっくり過ごせますね。
テーブルもあるので、家族や友人たちとボードゲームを楽しむのも◎

1-3　フリースペース

隣のフリースペースには卓球台があり、こちらも自由に利用できます。
もちろん、ラケット、ピンポン玉も用意されていますよ。
2台の卓球台の間にはスラックラインがあって、こちらも楽しそうです。

2階　〜天候を気にせず子ども達が遊べるフロア〜

のつてらすの一番の魅力はこの2階の全フロアを使った遊び場です。
各フロアごとに、年齢にあった遊びができるように工夫されています。

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2-A　キッズルーム〜乳幼児と保護者がゆっくり遊べる部屋〜

こちらのお部屋は
・乳幼児とその保護者
・小1・2は保護者と一緒に
・小3以上は×
となっています。

小さなお子さん優先のエリアで、フロア一体にクッションマットが敷かれていたり、さらに小さな赤ちゃん用のコーナーもあります。

男の子が大好きなトミカがたくさん！

おままごとコーナーも。

カウンターテーブルと椅子があるので、ここからゆっくり見守ることができます。

マグネット遊びコーナー

絵本も数多く取り揃えられています。
定番の人気絵本から、普段読めない大型絵本など種類豊富です。

縦にながーい絵本！初めてみました。
自宅には絶対に置けないような大きな絵本、読むのが楽しそうです。

ボールプールのコーナーもありました。
ここは小さなお子さんに大人気だそう。

このお部屋には、乳幼児用のトイレも設置されており、自分でトイレができるお子さん連れには嬉しいポイントです。

授乳室が2室ありますが、調乳用のお湯などはありませんので持参してください。

2階フロアの身障者用トイレにはおむつ替え台がありました。
使用済みのおむつは持ち帰るようにお願いします。

情報誌などのフリーペーパーもありました。

2-1　大型モバイル遊具のへや

こちら以降のお部屋は小学生など大きなお子さんも遊べる遊具があります。
まずこちらのお部屋は、「大型モバイル遊具　moppu」という大型遊具があります。
この遊具は、一見大きなジムのようですが、それぞれのパーツを自由に動かしたり組み立てたりして遊ぶことができます。
それぞれのパーツは少し重さがあるので、お友達同士や親御さんと一緒に動かしながら遊んでみてください。
パーツをシーソーのようにしたり、ベッドにして寝てみたり…色々な遊び方ができますよ。

2-2　ブロックとつみきのへや

続いてのお部屋は、大きなレゴブロックやクッションつみき、段ボールつみきで遊べるお部屋です。
レゴを自由に組み立てて遊んだり、つみきで秘密基地を作ったり、想像力を掻き立てながら遊べるお部屋となっています。

2-3　ボルダリングとトランポリンのへや

こちらのお部屋には、大きなトランポリンが！
子供ってトランポリンが大好きですよね。
大人気なため、順番を守って遊べるようにとタイマーが設置されています。

壁にはボルダリングもあって、下には分厚いクッションが敷かれているので安全に遊ぶことができます。

テラス

もともと、のつてらすの建物の前にも校舎があった名残で、渡り廊下だった場所がテラスになっています。
天気がいい日は乗り物のおもちゃを置いて、サーキットのように遊んだりもするそうです。

3階　誰もが自由に使えるレンタルスペース

3階は有料のレンタルスペースで普段は利用できませんが、さまざまな用途で利用できます。

3-A　ステージ付きレンタルルーム

ステージ付きの広いこの部屋では、発表会や演奏会などのイベントにおすすめです。
最近はこちらで劇団のショーが行われたそう。

一見普通のステージ付きの部屋ですが、この裏に楽屋になるスペースがあるんです！
メイクができるテーブルや、衣装をチェックできる大きな姿見、そしてトイレもあって、本格的な発表ができます。

教室型レンタルルーム

当時の教室がそのままレンタルルームになっています。
ワークショップや講座などといったシーンで利用できそうですね。

屋外

のつてらすは屋外にも芝生広場があります。
こちらではモルックやボッチャなどの貸し出し遊具でも遊べますし、お持ちのストライダーなどで遊んでもOK。
晴れの日は外でも遊んでみてください。

今回ご紹介した『臼杵市多世代交流館 のつてらす』は、雨の日でも身体を動かして遊べるとても魅力的な施設でした。
こんなに遊べて無料というのもとても嬉しいポイントです。
「のつてらす」という公共施設を維持していくために、利用者みなさんが協力してマナーを守って楽しみましょう。

詳細はこちら

施設名臼杵市多世代交流館 のつてらす住所大分県臼杵市野津町大字野津市537番地の1休館日平日（※平日は有料で貸切利用することも可能）営業時間10:00〜16:00問い合わせ先野津庁舎：市民生活推進課 総務調整グループ（0974-32-2221）
臼杵庁舎：秘書・総合政策課 企画グループ（0972-86-2720）HPhttps://www.city.usuki.oita.jp/docs/2025031200029/