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何を持っていけばいい? 初めての「河原キャンプ」を成功させるコツと注意点

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何を持っていけばいい? 初めての「河原キャンプ」を成功させるコツと注意点

キャンプは選ぶ場所によって、目的や楽しみ方が変わってきます。釣りや水遊びが楽しめる河原でのキャンプも人気のアウトドアで、川でのアクティビティや穏やかなせせらぎの音に耳を傾ける時間は、何ものにも代え難い経験となることでしょう。
しかし、慣れない場所でおこなうキャンプは普段以上に注意が必要。予め知識を入れておかないと、テントの設営がうまくいかなかったり大自然の中で危険な目に遭ったりと、思ったようにキャンプが楽しめなくなってしまいます。

そこで今回は、河原でのアウトドアを楽しむコツと注意点をご紹介。ぜひ参考にして、自然たっぷりの河原キャンプにチャレンジしてみてください。

大きな注意点!川辺にテントを設営しない

出典:ぱくたそ

河原でキャンプを楽しむときの大きな注意点として、まずは「川辺にテントを設営しない・荷物を置かない」というルールを守ることが大切。急な天候の変化によって川が増水するとテント内や荷物への浸水が予想され、最悪の場合、川に流されてしまう危険性があるからです。

「川のせせらぎを近くで聞きたい」「BBQを川辺でやりたい」といった希望もあるかもしれませんが、命に関わる事態につながる恐れもあるため、十分注意してベースを設営しましょう。

出典:pixabay

河原キャンプにおけるテント設営のポイント

河原でのキャンプは地面が岩や石であることが多く、通常のペグでは効果的に固定できないことも。そのため、強度の高い鍛造ペグチタン製のペグが最適です。
砂利になっている場所も多いので、短いペグだとしっかり固定できず抜けやすくなってしまいます。しっかりとペグを固定できるよう、30cm以上の長さがあるものを選ぶようにしてください。

出典:写真AC

さらに、天気が変わりやすい山中での河原キャンプの場合、雨が降る可能性も考えられます。テントのボトム部分に防水加工が施されていたとしても、雨量によっては耐えられず浸水してしまうかもしれません。そんな事態を避けるために、防水性が高く強度のあるグランドシートも忘れずに持っていきましょう。グランドシートは厚みもあると、地面がデコボコだったり硬かったりする河原キャンプでの身体への負担を軽減でき、快適さもUPしますよ。

LOGOS プレミアム テントマット&グランドシート・L
出典:ロゴス

ライフジャケットとアクアシューズはマストで持参!

河原キャンプの醍醐味といえば、釣りや水遊びですよね。必然的に水辺での活動がメインとなるので、たとえ水遊びなどの予定がなくてもライフジャケットの用意をお忘れなく。

川は海水と比べ浮力を維持できないうえに流れの速い場所が多く、泳ぎが得意という人でも事故に遭う可能性があります。浮き輪などのアイテムは流されてしまうこともあるので、ベストタイプや腰巻タイプなど、身体から離れないライフジャケットがあれば安心です。

そのほか、川の足元は滑りやすく怪我や事故の危険性もあるので、アクアシューズも必要になります。選ぶポイントは、岩や鋭利なゴミなどを踏んでも破れにくい素材で、脱げにくいものが理想。乾きやすい素材のものだとなおよいでしょう。

また、河原での非日常を満喫したいなら、水中ゴーグルもおすすめです。普段見ることがない生き物や水中の美しい様子を眺めているだけで、河原キャンプに来てよかったときっと思えるはず。

快適に寝るならエアーマットが最適

デコボコの河原で快適に過ごすためには、グランドシートの設置に加えてより厚みのあるエアーマットを利用するのが最適解。持ち運びの際はコンパクトに畳んでおくことができ、利用時は空気を入れれば設置が完了するので、1つ持っておくと重宝します。荷物を増やしたくないという場合は、ポンプ一体型で空気入れ不要のタイプがおすすめ。

モンベル エクセロフト エアパッド 180
出典:モンベル

ただしエアーマットを設置する際、忘れてはいけない注意点も。空気で膨らませるマット類は、デコボコのある地面によって傷がついたり穴が開いたりする恐れがあります。エアーマットを持ち込む場合、必ずグランドシートを敷いた上に設置するようにしてください。

また、簡易ベッドの「コット」を持参するのも1つの手段。脚がしっかり立てば、どれだけ地面がデコボコしていても身体への影響はありません。組み立て式のほか折りたたみタイプもあるので、初心者でも安心して設置できます。

WAQ 2WAY フォールディングコット
出典:WAQ

定番のキャンプとは違い、水辺での行動がメインとなる河原キャンプ。さまざまな注意点がありハードルは高く感じますが、事前に気をつけるポイントを押さえて、非日常的な時間を存分に楽しんでくださいね。

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