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日清オイリオ磯子事業場 体験通して「あぶら」学ぶ 工場見学者向け施設刷新

タウンニュース

油脂の黄色、磯子の海や船の青・水色などの色が入った「あぶらミュージアム」のロゴと川邊事業場長

日清オイリオグループ(株)横浜磯子事業場=磯子区新森町=は、2月から新たな工場見学者向けの展示施設「日清オイリオあぶらミュージアム」をオープンした。デジタルコンテンツを活用して揚げ物の調理を体験できる展示を導入するなど、前身の施設と比べて体験型の展示を拡充。食用油について、今まで以上に楽しみながら学べる施設となった。

国内に4つの生産拠点を持ち、食用油などを生産している同社。磯子事業場は1963年に操業を始め、大豆や菜種を原料とする油の生産や研究・技術開発などに取り組んでいる。

磯子事業場は4拠点の中で最大の約23万平方メートルの敷地面積がある。4拠点で一般向けの工場見学を実施しているのは磯子事業場のみ。年間約1万人を受け入れ、敷地内をバスで巡回するほか、これまでは「ウェルネスギャラリー」という展示施設で食用油の製造工程などを紹介していた。

94年開設の同ギャラリーだが、これまで以上に食用油の力や魅力を伝え、同社のサステナビリティへの取り組みなども発信しようとリニューアルを企画。昨年11月から工事を行ってきた。

揚げ物をゲームで

刷新されたあぶらミュージアムは、原料から製造過程、完成した製品までの流れが分かるように展示物を配置。身近な食べ物や日用品の中で「あぶら」(油脂)がどのように使われているかが分かるパネル展示、タッチパネルや映像、音でコロッケを揚げる体験ができるゲーム型の展示なども新設された。

工場見学者向けの施設で、ミュージアムのみの見学は受け付けていない。工場見学は8人から20人までの団体を対象に、完全予約制で平日に実施。7月下旬から8月にかけては「夏休み工場見学会」を企画し、少人数にも対応する。磯子事業場の川邊修事業場長は「子どもから大人まで幅広い世代の方に、見て、触って、楽しんで、学んでいただける施設。たくさんの方にきていただきたい」と話している。

揚げ物が体験できる展示

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