驚きの食感!『神戸いもや』の素材を活かした野菜と果物の絶品菓子♪ 神戸市
今回訪れたのは、職人技が光る製法で作られていると評判の芋けんぴ専門店『神戸いもや』(神戸市西区)。店内にはさつま芋をはじめ、野菜や果物など様々な種類のけんぴが並んでいます。
同店は水谷の県道52号線から少し坂を登った住宅街に位置しており、販売店のすぐそばに工場もあります。
『神戸いもや』は1983年に創業。約4年前にかつて倉庫だった場所を改装して販売店をオープンされました。自窯による手揚げ製法の芋けんぴや真空フライで調理された野菜菓子は販売店で一つひとつ丁寧に梱包し、販売されています。
飾られた「紫芋の蔓(ツル)の絵」は同店のお持ち帰り用紙袋にもデザインされています。店舗全体に漂う温かみのある雰囲気も印象的でした。
お店の最大の特徴は、なんといっても“素材への徹底したこだわり”。焼酎やでんぷん用の芋ではなく、厳選した鹿児島県産の紅はるかや、徳島県の鳴門金時などの国産野菜や果物が使われています。
野菜や果物をシリコーン不使用の国産こめ油で揚げているのでビタミンEも豊富。また種子島産粗糖と徳島県鳴門産の海水塩で味付けをしており、ほどよい甘じょっぱさが楽しめます。
こちらは定番商品の「なると金時のチップス」。約160度の低温でじっくり揚げた芋はカリッとした食感が心地よく、商品選びに迷ったらまずこちらを試してほしい逸品だそうです。
「芋けんぴ」は写真のようなチップス(輪切り)をはじめ、細切り、笹切りなどさまざまな切り方で提供されています。
こちらの「大判芋かりんとう」も人気商品のひとつ。長さ10センチ超、幅5センチ以上の薄くスライスしたさつま芋が使われており、ひと口いただくと驚くほどパリパリでした!甘じょっぱい味も相まって、手が止まらなくなるほど美味しかったです♪
国産キウイを使用したオリジナリティ溢れる商品も揃っており、珍しい・新しい味が楽しめるのも同店の魅力のひとつです。代表の横野さんは「約20年前からさつま芋だけでなく野菜や果物のお菓子も少しずつ種類を増やしていきました」と話します。
詰め合わせ商品は贈り物としても大人気。低温で揚げることで栄養を逃さず、野菜の見た目も綺麗なのだそう。中には1本丸ごとフライしたオクラも入っています。
オクラを一口いただくと、サクッとした歯触りと“素材そのものの味わい”が感じられました。特筆すべきは、どれも油っぽさを全く感じさせないところ。揚げ菓子なのに軽く、食後に重たさが残らないのは、揚げ油や製法にかなりこだわりがあるからだと筆者は思いました。
横野さんは「手間を惜しまず丁寧に調理しています」と話します。商品に込められた職人技と懐かしくも新しい味わい。美味しさだけでなく、会話のきっかけになるような温かさを感じる商品です。ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか♪
場所
神戸いもや
(神戸市西区水谷3丁目9-6)
営業時間
10:00~17:00
定休日
日曜日、月曜日
駐車場
販売店の前に4台駐車スペースがあります