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キャンプ飯ビフォー・アフター 最初はジブリ風、現在は……「こういうのもいいんだよ」

おたくま経済新聞

キャンプ飯ビフォー・アフター 最初はジブリ風、現在は……「こういうのもいいんだよ」

 キャンプ飯、と一口に言ってもさまざまです。

 おしゃれで手の込んだ料理が醸し出す非日常感もいいですが、お手軽なインスタント食品が与えてくれる日常と地続きの安心感も、ほっと心が軽くなりますよね。

■ 本当に同じ人のキャンプ風景?180度違うキャンプ飯のビフォー・アフター

 キャンプや温泉巡りの模様をSNSで発信しているchisaさんが、Xに投稿したキャンプ飯の「ビフォー/アフター」画像。初期と現在とで180度変わったスタイルが、話題を呼んでいます。

 ビフォー、初期のキャンプ飯は、誰もが一度は思い描くような理想的なメニュー。

 ほどよく焦げ目がついたソーセージ、イングリッシュマフィンを用いたボリューミーなサンドイッチ、鮮やかな色合いのサラダ、瑞々しい果物、身体が芯から温まりそうなスープ。さらに木製の食器類が美味しそうな雰囲気を倍増させています。

 一方でアフター、現在のキャンプ飯はわかめラーメン。以上。

 初期のメニューを見てから現在のメニューを見ると、本当に同じ人のキャンプ風景なのかと思えるほど別物です。

 いったい初期と現在の間に何があったのか……投稿したchisaさんに詳しくお話をうかがってみました。

■ 「キャンプの時はリラックスできるかが大切」お手軽スタイルに変わったきっかけ

-- 画像にあった初期はキャンプを始めてから大体どれくらいの時期でしょうか?

 初期はキャンプを始めてから半年くらいだったと思います。子どもと行くキャンプの時は栄養や健康を考えジブリ感を体験して欲しく、初期の様なご馳走でした。

-- お子さんと一緒だと栄養や健康は考えますよね……chisaさんはソロキャンプもされるとのことですが、ソロでは最初からお手軽スタイルだったのでしょうか?

 最初は7割ちゃんとしたキャンプ飯でしたよ!

-- そうなんですね!現在のスタイルはいつごろから?

 ソロキャンでも出来る限りがんばる自分はリラックス出来ていないと気が付き、1年くらいで完全に簡単キャンプ飯になりました。

 趣味でも家事でも料理をがんばる必要はなくて、キャンプの時はリラックスできるかが大切だと気が付きました。

 ソロキャンプは何もせず、焚火を眺め、鳥のさえずり、川の音など自然を体感しながら、読書やネトフリ、心霊配信をただ静かに楽しむ……というのが自分にとっての一番の癒やしなので。

-- 日常を離れてリラックスするのがキャンプの醍醐味ですもんね。今回投稿されたカップ麺以外だと、どんなものを食べているのでしょう?

 スーパーで買うお刺身やお寿司にビールが多めです。お肉だけ焼いてビールを飲んだりします。

-- ビールとお肉……最強ですね。現在はもう手の込んだキャンプ飯はつくらないのでしょうか?

 現在は手の込んだキャンプ飯は作りません。子どもとキャンプする時も、現在は簡単飯になり、お肉や寿司で済ませます。

 ただし、お肉を食べたい時は豚丼は時々作ります。キャベツをたっぷりごはんに盛り、鉄鍋を使って焚火で焼いた香ばしい豚肉で豚丼を完成させます。

-- なんて美味しそうな豚丼……

* * *

 chisaさんが最後に見せてくれたのは、キャベツの上に照り照りの豚肉を敷き詰めた、ガッツリボリューミーな豚丼の画像。

 奥に控えるアサヒ・スーパードライの銀色ボディと、画面端に映り込む真っ赤な焚き火が美味しさをマシマシにしています。

 おしゃれなメニュー、インスタント食品、ワイルドな丼物……キャンプ飯のスタイルは様々ですが、外で食べると何でも美味しいのは間違いないですね。

<記事化協力>
chisaさん(@chisa818125)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025012003.html

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