「馬自体に力が残っていればチャンスがある」3年以上も未勝利だったロゴタイプを勝たせた2016年・安田記念の騎乗!【現役JRAジョッキー・田辺裕信ラブすぽトークショー】
ミトノオー、オメガギネスの父・ロゴタイプで安田記念を逃げ切り勝ち!
ロゴタイプで逃げ切った2016年の安田記念を田辺裕信騎手に振り返ってもらった。
初GⅠ制覇となった2014年のフェブラリーSのコパノリッキーと同じ逃げでのGⅠ勝ちだった。
3歳で皐月馬となったロゴタイプも、その勝利以降は3年以上未勝利で迎えた6歳での安田記念。
単勝3,690円は12頭立ての8番人気だった。
少し馬場が悪かったという当日の東京競馬場。
なので、セオリーとしては馬場の良い外目を通る方が良いとされるが、田辺裕信騎手はイチかバチか最短距離のラチ沿いを走っての逃げ切りだった。
皐月賞はM.デムーロ騎手で勝ったロゴタイプだが、田辺裕信騎手に手綱が回ってきたのは6歳になってからで、安田記念が3回目の騎乗だった。
「GⅠ馬なのだから強い馬なのは間違いない。3年以上も未勝利だったけれど、馬自体に力が残っていれば速いスタートを切って逃げればチャンスはあると思っていた。」
田辺裕信騎手はこう語ってくれたトークショーの一幕だった。