【BIGBANG・TAEYANG】その唯一無二の魅力とは? 7年ぶり来日ソロ公演決定
ワールドワイドな人気を誇るBIGBANGのメインボーカルで、ソロアーティストTAEYANG(テヤン)が、今年9月に、大阪と東京で、2017年のワールドツアー「WHITE NIGHT WORLD TOUR」以来7年ぶりとなる待望の来日公演「TAEYANG 2024 TOUR [THE LIGHT YEAR] IN JAPAN」を開催する。
BIGBANGは2006年のデビュー以来、HIP HOPやR&B、EDMをベースにした独自のスタイルを確立していった。音楽はもちろん、それぞれのキャラクターや、ファッションスタイルに至るまで、すべてにおいて世界を席巻。まさに時代のアイコンとなってK-POPシーンをワールドワイドに広めたレジェンドグループだ。彼らの存在なくして、今のK-POPは語れない。そのメインボーカル兼メインダンサーという類稀なポジションで輝きを放つアーティストが、“太陽”を意味する名をもつTAEYANGだ。
甘く切ない歌声、研ぎ澄まされた肉体を駆使した、しなやかで迫力のあるダンス。腹筋をチラ見せするセクシーパフォーマンスには誰もがときめいたはずだ。一方で、個性の強いメンバーのトークにはにかみ、屈託のない笑顔やシャイな姿を見せるなど、ステージ上のカリスマぶりとのギャップで多くのファンを魅了してきた。
そんなTAEYANGがアーティストとしてさらにきらめくようになるのが、2008年にソロアルバム『Hot』をリリースしてから。コーンロールから一転したソフトモヒカン姿のTAEYANGが恋人への電話するシーンからはじまるタイトル曲『Only Look at Me』は、メンバーも出演するMVも話題となり、いまでも人気のナンバーとなっている。このアルバムは、韓国では、一部の音楽好きのあいだで愛されてきたブラックミュージックを身近なものにした。アーティストTAEYANGの功績のひとつだろう。
それまでのダンスパフォーマンスで魅せる楽曲とは一線を画し、聴かせることにフォーカスした『EYES NOSE LIPS』(2014年発表の2ndアルバム『RISE』収録)も印象深い楽曲だ。自身も作詞に参加した、別れた恋人への想いあふれるナンバーで、ボーカリストTAEYANGの真骨頂をいかんなく発揮。彼のソロ楽曲で初めて再生回数が1億回を突破し、この年の音楽大賞を総なめした。いまもファンから絶大な支持を得ている。
グループとして、ソロアーティストとして、楽曲を発表するごとにカリスマ性や色香を増し、唯一無二の存在へと昇華。BTSのJIMINなどTAEYANGをロールモデルと公言する後輩アーティストも多い。
歌詞を体現するような歌声やダンス、スタイリッシュなダンスナンバーから、胸をぎゅっとかまれるような切ないナンバーまで、ありとあらゆる歌を自分のものにしてきたTAEYANG。おそらく今回の来日コンサートでも披露されるであろう2023年に約6年ぶりのリリースとなったアルバム『DOWN TO EARTH』は、すべての楽曲に作詞で参加。事務所も移籍し、歌手としての第2章をスタートさせた、今現在のTAEYANGの想いがつまったナンバーを、どんなふうに披露してくれるのか、どんなセットリストで驚かせ、聴かせ、魅せてくれるのか、楽しみはつきない。
『TAEYANG 2024 TOUR [THE LIGHT YEAR] IN JAPAN』は、9月26日(木)・27日(金)にエディオンアリーナ大阪、9月30日(月)に東京・有明アリーナで開催される。チケットは、8月31日(土)10:00より一般発売開始。なお、チケットぴあでは、8月13日(火)昼12時より先行抽選を受け付ける。8月23日(金)まで。
(韓流ぴあ/杉本 真理)