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マンホールカード配布好調 山北町は在庫切れに

タウンニュース

山北町のマンホールカードを持つ町職員

山北町と大井町で配布されている「マンホールカード」が好調だ。特に、山北町は第2弾の配布から3カ月足らずで、2千枚が在庫切れに。大井町も昨年度の2千枚は既に在庫がなくなり、今年4月に用意した2千枚も順調に配布されている。

9月10日は下水道の日。下水道のことを知ってもらう一環で、「マンホールカード」は、国交省や地方公共団体などで構成する「下水道広報プラットホーム」が考案し、2016年から全国の自治体・団体が無料配布している。町のPRにもつながることから人気で、現在、717自治体・団体で1076種が配布されている。

再配布も好調

山北町は町のマスコットキャラクター「でごにぃ」と「でごみぃ」が描かれたマンホールカードを昨年12月に初めて配布した。初回配布はプレミアム価値がつき全国的に早くなくなる傾向にある。配布初日には行列ができるほどの人気で、用意した2千枚が1カ月余りで完配した。2回目の配布を今年6月から開始したが、3カ月弱で在庫切れの状態となった。配布場所となる山北町観光協会によると、土日に取りに来る人が多く、夏休みに入ってからは、親子連れで来る人も多いという。

町上下水道課の担当者は「小田原市のガンダムなど人気キャラクターでもないのに、再配布でこんなに早くなくなるのは予想以上で驚いている。予算の問題もあるが、3回目の配布も早めに検討したい」と話す。

大井町は町の鳥「めじろ」と町の木「キンモクセイ」が描かれたカードを18年に初めて4千枚の配布を行い、1年間ですべてなくなった。昨年4月に第2弾の配布を行い、1年間で完配。今年4月からさらに再配布を行ない順調に配布され、今年度中には完配の見込みだ。

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