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新潟の小中学生、理数科目で全国平均下回る 2025年学力調査で明らかに

にいがた経済新聞

photo ACより

文部科学省は31日、2025年度全国学力・学習状況調査の結果を発表した。新潟県内の公立小中学校の平均正答率は、小学校国語が66%で全国平均の66.8%とほぼ同水準だった一方、算数は56%で全国平均58.0%を下回った。

中学校では、国語が54%で全国平均54.3%とほぼ同じだったが、数学は46%で全国平均48.3%を2.3ポイント下回った。理科については、中学校で平均IRTスコアが498となり、全国平均503を5ポイント下回った。小学校理科は55で全国平均57.1を下回った。

新潟県報道発表資料より抜粋

調査は4月17日に全ての小学6年生と中学3年生を対象に実施された。中学校理科のみ4月14日から17日にかけてオンラインで行われた。

中学校理科では各生徒に異なる問題が出題され、IRTという国際的な学力調査や英語資格・検定試験で採用されているテスト理論を用いて結果を算出した。これは異なる問題から構成される試験・調査の結果を同じ尺度で比較するためのものという。

県教育委員会は「各教科、各問題や各質問紙調査等について結果を分析し、成果と課題を明らかにした上で9月上旬をめどに公表する」としている。分析結果を基に市町村教育委員会や各学校と連携して授業づくりの取り組みを推進していく方針だ。

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