ココスの「ビーフハンバーグステーキフェア」で明らかに様子がおかしい商品がひとつ… / 金曜の夜に食べたい
暑いーーーとグチってばかりで申し訳ないが、でも言わずにはおれない暑さが続いている。せめてガツンとエネルギーになるものを食して、体調を壊さず夏を乗り切りたい。
ココスでは2025年8月1日より「ビーフハンバーグステーキフェア」が始まっている。そうだ、肉でも食べて元気を出すしかない……!!
そんなこんなでココスへ飛び込んだ訳だが、フェアメニューを見てびっくり。何種類か用意されている中に、明らかに様子がおかしいものがひとつ。これはココスも暑さにやられ、自棄(やけ)になっているとしか思えない。
・量がおかしい
「ビーフハンバーグステーキ」は、牛肉を100%使用した、肉の旨みと粗挽き食感を堪能できるココスの定番商品だ。要するに肉の塊である。
フェアでは夏野菜をトッピングしたもの(税込1309円)やエビフライを2本トッピングしたもの(1419円)、そして素揚げしたガーリックをトッピングしたもの(1199円)が登場。
字面だけ見ると至って普通の、ちょっと豪華な「ビーフハンバーグステーキ」なのだろうという印象だ。だがしかし、メニュー表にあるイメージ写真を目にすれば思わず笑ってしまうこと請け合い。
ガーリックの量がおかしいのだ。ビーフハンバーグステーキを覆い隠さんばかりの量のガーリック。例えばランチでこんなに大量のニンニクを食べてしまったら、昼からは仕事にならないだろう。
とは言え、これはあくまでイメージ写真。多少大げさに表現している可能性もある。実物はそうでもないのではと、注文してみることにした。
・めちゃめちゃ美味しい
タッチパネルでポチっとすると、すぐさまジュウジュウという音をさせながら件(くだん)の商品がやって来た。気になるニンニクの量はというと……。
写真通り!
写真詐欺を心の何処かで願っていたが、全く以て写真通り!! ココスの誠実さが伺えるとともに、やり過ぎだと突っ込まずにはいられない。
約11㎝のハンバーグステーキの上に、それはもうびっしりとニンニクが乗せられている。横から見ると、肉の厚みとニンニクの厚みがほぼ変わらない。
ボリューム的には付け合わせのコーンと同じくらい、いや、それ以上あるようにも見える。何グラムであるかは定かでないが、記者の注文したものには14片のニンニクが乗っていた。
ハーブ入りメンドテール(バター)を溶かし、加熱用ペレットで肉を焼いてソースを絡め、ニンニクを乗せて食べる。ご想像の通り、めちゃめちゃ美味しい。
ごつごつとした肉が食べ応えがあって元気になるし、ニンニクとの相性も最高だ。なんでニンニクってこんなに美味しいんだろうか。
ちなみにソースはガーリックステーキソースだったが、トッピングのニンニクの味が濃すぎて、あまりガーリックを感じなかった。
肉の量とニンニクが明らかに合っていないため、肉1切れに対しニンニク2くらいの割合で食べ進める。ウマい。最後の方はもう芋のような感覚になってきて、時折トッピングのコーンとニンニクを一緒に食べたりもして完食だ。
明日の朝から人に会う予定があるのになと思いつつ、美味しかったので悔いはなし。大満足だ。明日はマスクをして出かけ、できる限り人との距離を取ろうと思う。
みなさんは、翌日休みで次の日誰にも会う予定がない金曜の夜などに試してみると良いのではないだろうか。パワーチャージされるぞ!
参考リンク:ココス
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.