哺乳瓶を拒否する保護赤ちゃん猫を『血のつながりの無い母猫』に託した結果…まさかの光景に感動する人続出「涙、涙です」「無償の愛を感じる」
山梨県山中湖村を中心に犬猫の保護活動を行うボランティアグループ発の人気YouTubeチャンネル『ねこねっと山中湖』に投稿されたのは、愛情あふれる母猫『ケイト』ちゃんの動画です。
当動画は本記事執筆時点で6.4万再生を達成するとともに、「素晴らしい母性だね」「無償の愛に感動しました」との声が寄せられています。
3匹の子猫の母・ケイトちゃん
ケイトちゃんは元野良猫の女の子。2024年初夏、3匹の赤ちゃん猫とともに『ねこねっと山中湖』さんに保護され、不妊手術を受けたのち、母子揃って管理人さん宅へお引越ししたといいます。
当時は野良猫さんの出産シーズン真っ只中で、子猫の保護が相次いでいた様子の『ねこねっと山中湖』さん。管理人さん宅では、ケイトママ親子のほかにも猫の母子が過ごしていたそうですが……。
わが子にも里子にも分け隔てない愛情を
管理人さんのもとに生後間もない2匹の子猫がやってきたのは、ケイトママの子どもたちが無事離乳期を迎えたころのこと。彼らは哺乳瓶での授乳を拒むばかりか、別の母猫のお乳もうまく飲めなかったそう。
困った管理人さんがケイトママに子猫たちを託すと、彼女はすぐに彼らを受け入れ、わが子同然にお世話をはじめたそう。保護当時は目も開いていなかった2匹の子猫は、ケイトママのおかげで元気に成長したようです。
その後管理人さん宅には体重100gにも満たない3匹の赤ちゃん猫きょうだいが。ケイトママはそちらの3きょうだいをふわふわの体で温めるとともに、お乳を与えて毛づくろいをするなど、深い愛情で包み込んだといいます。
ケイトママの行動に垣間見えた屋外の過酷さとは
室内で過ごしているにもかかわらず、実子・里子双方の子猫たちを咥え、一日に何度もお部屋の中を移動していたというケイトママ。より安全な場所を求めるような行動が外猫の育児の過酷さを物語る一方、母性の素晴らしさに感動したと管理人さんは語りました。
見ず知らずの子猫にお乳を与えるケイトママの姿はもちろん、里親さん募集中(動画公開時点)の猫ちゃんたちの紹介映像を終盤に含む当動画には、「いつもレスキューをして頂き感謝致します。ケイトママの無償の愛を感じます。お陰で子猫ちゃんも助かりました。ケイトママ有難うね❤ケイトママ、子猫ちゃん達全ての猫ちゃんが幸せになりますよう願っております」「涙、涙です。ケイトママ、沢山の優しさと愛情を有り難う。今まで過酷なお外で苦労したケイトママも安心して幸せに暮らして欲しいです!みんなが幸せになれます様に。活動に心から感謝です!」等、ケイトママ・管理人さん双方への感謝の言葉が寄せられています。
過去8年で1,000頭近くものワンちゃん猫ちゃんを里親さんに繋いだ実績を持つボランティアグループ『ねこねっと山中湖』さん。同グループ発のYouTubeチャンネルでは、活動の様子を記録した動画が公開されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ねこねっと山中湖」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。