美化活動で国際交流 かなっくリーン
かなっくウォークの愛称で知られるJR・京急東神奈川駅の連絡橋周辺で12月6日、清掃活動「かなっくリーン」が開催された。
地域住民や周辺企業等が参加する恒例の清掃活動。東神奈川町内会の櫻田宏会長が中心となり2022年に始めた活動で、今回が13回目の開催となった。当日は約50人が参加。手袋にトングやビニール袋を持ちながら、駅周辺や歩道、植え込みの中などのごみ拾いを行った。
肌寒い師走の風が吹く中で清掃活動を行うメンバーの中には、近隣のクリエイティブ日本語学校の生徒たちの姿も。ネパールやベトナム、ミャンマーなどのアジア出身の学生たちは、習得した日本語を駆使しながら、日本人の参加者とグループで活動した。同学校の職員は、「言葉を学ぶだけではなく、実際に地域に出て社会と関わる機会はとても貴重。話すのが大好きな学生たちなので、楽しく参加してくれている」と笑顔で見守っていた。
回を追うごとに参加団体・人数も広まりを見せるかなっくリーン。櫻田会長は、「清掃活動をする姿を発信することで、ポイ捨てのないまちにできれば」と話す。