「キッチンシンク」にそのまま流してはいけない“4つのもの”「うっかり流してた…」「気をつけます」
調理中に要らなくなったものを、なんとなくシンクで処理していませんか?「これは大丈夫」と自己判断すると、排水口の詰まりやシンクが劣化する原因になります。ここでは、安易に捨ててはいけない「キッチンシンクに流してはいけないもの」をご紹介します。
1.調理したての茹で汁
パスタや野菜を茹でたとき、シンクにお湯を流していませんか? じつはコレ、絶対的なNG行為のひとつ。大量の熱湯を流すと、シンクの表面が割れたり変形したりする恐れがあります。
シンクで湯切りする際は、お湯と一緒に大量の水を流しながら行うのが正解。または、お湯だけ冷めるのを待ってから処理しましょう。
2.ツナ缶の油
基本的に、シンクへ油を流すのは禁物です。揚げ物に使う大量の油を流していけないのはもちろん、食品に含まれる油も避けましょう。
ツナ缶の油切りも、シンクで行うのはNGです。油を流すとシンクが汚れ、掃除の手間もかかります。油を処理する場合は、キッチンペーパーなどに含ませてからポリ袋に包んで捨てましょう。
3.小麦粉
粉類は固形物です。シンクへ固形物を流すと、排水管の中にへばりついて取れにくくなります。一度引っかかると水を流しただけでは落ちづらく、詰まりを引き起こす可能性があります。
小麦粉を含む粉類はもちろん、使い終わったバッター液や天ぷら粉など、水に溶かした状態であっても流して処理するのは避けましょう。
4.コーヒーの粉
油脂を含み、しかもパウダー状のコーヒーの粉は、排水口が詰まる要素をたくさん持っている原因になります。
すでに詰まっている状態の場合、さらに詰まりが悪化するケースもありますので、コーヒーを流すのは避けましょう。ドリップコーヒーの出がらしも、適切な方法で処分してくださいね。
「流せるかも……」は詰まりのもと
毎日使うシンクだからこそ、長く大切に使い続けたいもの。流してはいけないものを把握して、正しい方法で処理してくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア