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「痴漢・盗撮根絶を」 横浜駅でキャンペーン

タウンニュース

「痴漢・盗撮根絶を」

痴漢・盗撮撲滅キャンペーンが4月2日、横浜駅直結の新都市プラザで行われた。神奈川県警察からは鉄道警察隊と生活安全総務課、戸部警察署が参加。新入学シーズンに合わせ、通行人らに電車内や駅施設の痴漢や盗撮の根絶を呼びかけた。

神奈川や東京などの駅前で出勤・通学途中の人を勝手に応援する「AJO☆朝チア部」のメンバー5人が痴漢・盗撮撲滅大使の委嘱を受け、パフォーマンスやトークショー、啓発物品の配布を行った。新たに電車で通学を始める学生が多い4月は痴漢や盗撮の被害も増えるという。メンバーは痴漢の被害に遭った際に声を出さずに周囲に助けを求める「ヘルプカード」の活用や被害者を目撃したら勇気を出して声をかけることを通行人らに訴えた。

2024年の鉄道警察隊の検挙数は493件。その中で痴漢・盗撮は約200件に及ぶ。同隊の隊長・森川大さんは「社会全体でなくしていく機運を高めていくことが必要」と話した。

今回、キャンペーンのMCを務めたのは横浜市中区在住の芸人・アホマイルド坂本さん。アホマイルド坂本さんは、同日に神奈川県警察広報大使の委嘱を受けた。キャンペーンでは、広報大使としての初の仕事であるポスターが披露された。痴漢・盗撮の犯行を断念させ、被害者や目撃者に勇気ある行動を呼びかけるポスターは、今後、駅などに掲示される。

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