谷口台小 「たまご街道を有名に」 パウンドケーキを開発
谷口台小学校(南区)4年2組の児童が3月2日、鶏卵の生産を行う(有)小川フェニックス(同)と共同開発したパウンドケーキをさがみはら市民朝市で販売した。400個が1時間ほどで売り切れる盛況ぶりだった。
児童は総合的な学習の時間に南区麻溝台の「たまご街道」を有名にすることをテーマに議論を重ね、卵本来の味を生かせるパウンドケーキでPRすることを決定。レシピも考案した。市民朝市では「食べた瞬間、卵の旨味が口いっぱいに広がる」などと書いた手作りの商品説明カードを設置して接客を行った。
峯澤陸斗さんは「校内でたまご街道を知っているかのアンケートをとったら、知っている人がクラスに1人いるかいないかでピンチだと思いました。『またこの卵を食べたい』とリピートしてもらい、たまご街道を有名にするという思いで作りました」と思いを語った。