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神戸阪急で、震災30年をテーマにした『神戸のスキを未来につなぐ』が始まってる。ターザン山下らのトークライブなど

神戸ジャーナル

神戸阪急で、震災30年をテーマにした『神戸のスキを未来につなぐ』が始まってる。ターザン山下らのトークライブなど

2025年1月17日に「阪神・淡路大震災」発生から30年を迎えることから、神戸阪急では震災30年をテーマにしたイベントが開催されます。神戸市中央区小野柄通8-1-8

神戸のスキを未来につなぐ KOBE TO THE FUTURE

2025年1月8日(水)~1月21日(火)
神戸阪急

このイベントは「明るい未来への希望」をテーマに、同じ「好きなこと」を持つ人たちが、世代を超えて集い、共有しあうことで、神戸の街のさらなる発展と魅力化につながる「未来への希望」を次世代へ届けるというもの。

神戸・兵庫の地場産品を販売する「期間限定ショップ」は1月21日までの開催で、1月17日当日には、神戸にゆかりがある著名人らによる「トークライブ」、KOBEまちなかパフォーマンスの登録アーティストによる「音楽ライブ」が予定されているみたい。

館内では、Kiss FM KOBEなどで募集した「震災当時に元気づけられた・勇気づけられた音楽」がBGMとして流れるんだそう。正午には、買い物中の人にも協力を呼びかけて「黙祷」が行われます。

期間限定ショップ

神戸ザックIMOCK(イモック)
ロールアップザック(26ℓ 36,300円)

1971年創業された神戸ザック (KOBE ZAC)。ハイキング用から本格的な登山装備まで、オリジナルデザインのザック「イモック (IMOCK)」のアイテムを製造し続けてきました。ロングセラーのロールアップザックのカラー別注を承ります(オーダーのお渡しは3月上旬になります)。

丹波立杭焼 市野伝市窯
伝市鉢 窯焼成植木鉢(2,420円~)

植木鉢に特化した窯元。伝市窯の作る“伝市鉢”は、通気性や水捌けに独自の工夫がなされており、大きさや形、草花を育てる様々な用途に合うよう工夫を重ねてきました。“波付き”や“花付き”などの美しい文様は、草花をより一層引き立てます。

AWAJI藍LAND PROJECT
青羽藍染播州織ストール(約100×200cm 各16,500円)

「おのころ藍」と名付けた、原材料である蓼藍(たであい)の自家栽培から“蒅(すくも)”という発酵染料作り、微生物の力を借りた生きた染色を行っています。

その他の出品ブランド
・B-TOGETHER(アクセサリー)
・SISSI(レザーウェア)
・parabum(アップサイクルアイテム)
・NUTS LAB(ナッツスイーツ)  など
※出品ブランドは都合により変更になる場合がございます。

会期
2025年1月8日(水)~1月21日(火)
※最終日は18:00まで

会場
本館2階 パティオステージ2

1月17日に開催されるイベント

KOBE TO THE FUTURE トークライブ

神戸にゆかりのある著名人らが、未来に語り継ぎたいこと、神戸への熱い想いなどお話しします。

地場産品でつながる 愛する神戸(17日11:00~11:30)

前川 拓史さん/市野 達也さん

前川 拓史
神戸市出身。1993年「乱痴気」1号店を神戸トアウエストに立ち上げる。2008年より兵庫県下の地場産業やモノづくりの産地を巡り、地場産業や工芸士と商品開発を行っている。また、“皮革プロジェクト“HYOGO LEATHER PROJECT”など地場産業のプロデュースを手掛ける。21年には廃業寸前の50年続いた神戸ザックの事業承継を行った。

市野 達也
市野伝市窯二代目。丹波立杭陶磁器協同組合理事長。2024年4月兵庫陶芸美術館副館長に就任。美術館と丹波焼のさらなる一体化と連携が期待されている。

音楽が人をつなげる(17日13:00~13:30)

ターザン山下さん/松本 浩嗣さん

ターザン山下
神戸市出身。Kiss FM KOBE サウンドクルー。下町育ちの人情味あふれるトークで、地元神戸のキスナー(リスナー)を魅了し続ける。Kiss FM KOBEでは夕方の人気番組「Kiss Music Presenter」水・木曜、金曜朝の「ENERGY FRIDAY!!」などを担当。2025年でラジオDJ歴30年。ラジオDJ・イベントMCに加え、放送制作・イベント企画運営も手掛ける。

松本 浩嗣
神戸市出身。エディター/クリエイティブ・ディレクター。書籍・雑誌・企業PR誌・企業WEBなどの編集・ディレクションを展開。現在、神戸の大人を元気にするプロジェクト「タイムトリップ神戸」、“ソーシャルインパクト”をテーマに大規模アートフェスティバルの開催を目指す「Study:大阪関西国際芸術祭」でも活動中。

スポーツで街を元気に(17日15:30~16:00)

永島 昭浩さん/渋谷 順さん

永島 昭浩
神戸市出身。サッカー日本代表にも選ばれ、国際Aマッチに4試合出場。93年Jリーグ開幕では浦和戦で初勝利に貢献、名古屋戦にてJリーグ日本人選手第一号となるハットトリックを達成。94年清水エスパルスに移籍も、阪神・淡路大震災に見舞われた95年シーズン途中、「神戸を勇気づけたい」とヴィッセル神戸に移籍。「ミスター神戸」としてチームを牽引した。2000年の引退後は後進の指導に当たる傍ら、日刊スポーツ評論家、スポーツコメンテーターとして活躍。

渋谷 順
大阪府出身。「神戸ストークス」運営会社 株式会社ストークス代表取締役社長。クラウドサービスを軸に行政デジタル化やモビリティ・サービス等を手掛けるスマートバリューの代表を務めるとともに、子会社である One Bright KOBEでは民設民営での神戸アリーナの運営を手掛ける。

KOBE TO THE FUTURE ミュージックライブ

作人さん/優利香さん

KOBEまちなかパフォーマンス登録アーティストが、阪神・淡路大震災のときに元気づけられた音楽などをライブ演奏。エンディングは復興の歌「しあわせ運べるように」を参加者全員で合唱します。

会場はグランパティオで、13:30~15:00に開催予定です。

作人
明石市出身、神戸市育ち。神戸発信のシンガーソングライター。自身の経験から家族の絆、生命の不思議、些細なことが大事に繋がっているという、広く大きな意味での愛を唄う。自身の震災体験から依頼があれば地域を問わず出向き、各地で講演なども行っている。2010年にデビュー。19年12月には神戸国際会館での単独公演を成功させる。22年『阪神淡路大震災1.17のつどい』の遺族代表に選ばれたことから再度注目を浴び、震災を唄い語り継ぐシンガーソングライターとしてメディアに取り上げられる。 現在も関西を中心に全国で活動中。

優利香
神戸市出身。ギター弾き語りシンガーソングライター。弾き語りからロックまで幅広いサウンドでの楽曲制作やライブを展開。2020年、テレビのオーディションでオリジナル曲「眩しい朝日」がグランプリを獲得、朝の情報番組「おはよう朝日です」のテーマソングに抜擢され、2年に渡り朝の顔となった。23年にメジャーデビュー、現在も活発に活動を続けている。

響け!鎮魂と希望の太鼓

阪神・淡路大震災の翌年1996年から毎年、1月17日午後5時46分、同時刻に太鼓を打ち鳴らす「鎮魂と希望の太鼓」を神戸三宮で開催。2019年まではJR三ノ宮駅南広場で行われていましたが、2020年からは神戸阪急 本館2階 グランパティオで行われています。

今年も17日17:46から演奏が行われる予定で、太鼓衆団輪田鼓、こうべ和太鼓センターが出演します。

KOBE TO THE FUTURE Studio KOBE HANKYU

大久保かれんさん

大久保かれんさんをDJに迎え、Kiss FM KOBEなどで募集した「阪神・淡路大震災のとき、元気をもらい、勇気づけられた音楽」のなかから、セレクトした曲を神戸阪急の館内で放送します。

放送時間は17日の10:30~11:00/12:30~13:00/14:30~15:00で、楽曲の応募はすでに締め切られています。

大久保かれん
神戸生まれ。ニューヨークで過ごしたのち、小学6年生から神戸で過ごす。神戸山手女子中学校・高等学校から甲南女子大学へ。卒業後は1992年よりKiss-FM KOBEをはじめ、大阪FM COCOLO、テレビなどでもMCとして活躍。2018年にラジオDJを引退。その後「タイムトリップ神戸」などのイベントやプロジェクトに携わる。14年からヨガを始め、現在は神戸でヨガインストラクターとして活動するとともにハワイアン事業にも携わっている。

「神戸のココが好き!」を語るメッセージも

神戸阪急の公式サイトでは、神戸にゆかりがある人々からのメッセージが掲載されています。

震災を経験した世代の人には「語り継ぎたいモノ・コト」について、震災を知らない世代の人には「引き継ぎたいモノ・コト」について語ってもらったのだとか。

テーマ『パンもお菓子もまちも、“変わらない”ことも大切に。』
「フロインドリーブ」3代目 ヘラ・フロインドリーブ 上原さん(フロインドリーブ会長)

テーマ『私が私らしくいられるのは、ほかのどこでもない、この街なんです。』
インスタグラマー ウラリエさん

テーマ『愛すべき神戸の“かっこつけ”』
タイムトリップ神戸 大久保 かれんさん/松本 浩嗣さん

テーマ『イケてる神戸に心底惚れてる。』
熾リ株式会社 代表取締役 前川 拓史さん

テーマ『恵まれた土地である神戸を次につなげたい。』
神戸酒心館 十三代目蔵元 安福 武之助さん(株式会社神戸酒心館 代表取締役社長)

テーマ『舶来文化の華やかなショーウインドウこそ、港町・神戸。』
帽子専門店「マキシン」 3代目 渡邊 百合さん(マキシン代表取締役社長)

掲載期間
2025年1月21日(火)まで

掲載サイト
神戸阪急特設ページ

震災から得た教訓や、地場産品・音楽・スポーツの力など、いろんな形での「明るい未来への希望」を集めたイベントです。「震災」というと暗い気持ちになりそうですが、明るくポジティブな内容が多いので、参加しやすいのではないでしょうか。

神戸ジャーナルでアンバサダーも務めるインスタグラマー ウラリエさんなど、神戸ゆかりの人たちからのメッセージも期間限定で読めるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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