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【相模原市中央区】「 JAXA応援団」3千人に 全国に輪広がる

タウンニュース

特設サイト内には団員のメッセージが公開されている(写真上)・JAXA施設内(同右)

相模原市が立ち上げ10月から募集を始めた「JAXA応援団」の個人登録が募集開始から2カ月ほどで約3千人となった。企業・団体の登録も順調に推移し、100を超える組織が登録。市シティプロモーション戦略課は「JAXAは地元の大きな誇り。市民のみならず全国に応援の輪が広がっている」と話す。

JAXA宇宙科学研究所(中央区由野台)は、日本の宇宙科学研究の中核機関として基礎研究から探査機の開発・運用まで幅広く活動している。

2003年に打ち上げられ、05年に目的地である小惑星「イトカワ」に到達した小惑星探査機「はやぶさ」、太陽系の起源や地球の生命の原材料の解明を目指して小惑星「リュウグウ」を探査し、サンプルを持ち帰った「はやぶさ2」。いずれもJAXA相模原キャンパスで開発された。日本初の月面着陸を達成した探査機「SLIM」などのミッションも同研究所が担った。

「宇宙を身近に感じられるまちさがみはら」というキャッチコピーを掲げている市は「JAXA」の活動を盛り上げようと「応援団」を発足。10月に団員の募集を開始した。

応援団には誰でも参加することができる。登録は無料。個人で応援団に登録すると特設サイト上で応援メッセージが紹介され、希望する人にはオリジナル団員証が送付される。企業や団体の場合は掲出可能なオリジナルステッカーも贈呈。また、市が催す宇宙関連イベントの参加案内や、JAXAの各種プロジェクトの情報などが提供される。

登録者は全国に広がり、登録開始から2カ月ほどで個人会員は3千人を超え、約100の企業・団体も応援団に加入した。同課では「宇宙開発を応援したいという気持ちが少しでもあるなら大歓迎。参加していただきたい」としている。

13日に「宇宙博」

応援団の結成を記念し、宇宙を身近に感じられるイベント「さがみはら宇宙博〜宇宙とつながる、未来を応援する〜」が12月13日(土)に「ほねごり杜のホールはしもと」(ミウィ橋本7・8階)、「インナーガーデン」(同5階)で開かれる。インナーガーデン会場の「体験エリア」は全て予約不要・無料で楽しむことができる。午前10時から午後5時まで。

会場では直径5m・高さ3mの移動式プラネタリウムで全天周型映画を上映するほか、はやぶさ2のリュウグウへのタッチダウンや小惑星へのフライバイなどをVRで体験できるブースや宇宙飛行士の訓練服を着ての記念撮影コーナーなども設けられる。簡単な工作でミニプラネタリウムを作るワークショプやミニステージも企画され、天文宇宙検定2級の資格をもつ芸人・きくりんらが宇宙の魅力を面白おかしく紹介する。

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