自転車施錠を呼び掛け 警察とMEGAドンキ
自転車をはじめとする乗り物盗の被害が増えていることから、神奈川警察署はこのほど、神之木町のMEGAドン・キホーテUNY横浜大口店と共に、自転車施錠を呼び掛ける啓発ポスターを制作した。
同署によると、今年に入って区内で発生した乗り物盗は6月末の時点で126件。自転車盗が101件と約8割を占め、更に50件は無施錠だったという(いずれも暫定値)。大型施設や駅前駐輪場での被害が多く、同署では乗り物盗を重点犯罪に指定し抑止・検挙対策を推進している。
今回、自転車での来店が多い同店が啓発活動に協力。ドンキのマスコット「ドンペン」「ドンコ」が描かれた啓発ポスターを作成し、店舗の駐輪場に掲示している。同店の梅本純也店長は「お客様が安心・安全に買い物できるために協力させて頂きました」と話した。
7月30日には店頭でキャンペーンが行われ、区内の防犯団体が来店者に啓発物品を配った。
同署では自転車の二重ロックや短時間の駐輪でも施錠すること、帰宅時には電動自転車のバッテリーを外すことなどを呼び掛けている。