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大瀁小と沖縄の兼城小学校 オンラインでお互いの地域を紹介

上越妙高タウン情報

半世紀以上交流している上越市立大瀁小学校と沖縄県糸満市の兼城小学校の児童が11日(火)、お互いの地域の魅力をオンラインで紹介しました。

大瀁小学校と兼城小学校は、今から59年前の昭和41年、新潟県連合青年団が大瀁小学校の絵や作文を兼城小学校に届けたことをきっかけに半世紀以上交流しています。 11日(火)は大瀁小学校の3年生24人と兼城小学校の3年生およそ100人が、今年度調べてきた地域の魅力をオンラインで紹介しあいました。

はじめに兼城小学校の児童が糸満市の平和祈念公園には「平和の礎(いしじ)」と呼ばれる記念碑があり、戦争で亡くなった24万人以上の名前が刻まれていること。地元の大度浜海岸は、幕末に日本人で初めてアメリカ大陸に渡ったジョン万次郎が帰国の際に上陸したこと。またウミガメが産卵する場所であることなどを発表しました。

続いて大瀁小学校の児童が頸城区にある「くびき野レールパーク」は50年ほど前まで頸城鉄道で走っていた蒸気機関車のコッペル号などが展示されていることや、地域の偉人で応用微生物学の世界的権威、坂口謹一郎博士についてクイズ形式で紹介しました。

児童
「(地元の和菓子店)丸田屋商店について発表した。緊張した」
「(兼城小学校の児童)笑顔だった。百間町のことを知ってもらえたと思う」
「ウミガメが卵を多く産むことがすごいと思った」
「これからも通信して交流したい」

交流ではお互いの学校の児童が2年に1回、直接会っています。今年は1月に大瀁小学校の4年生から6年生の代表児童10人がコロナ禍以降5年ぶりに沖縄を訪れ、上越市の魅力を写真で紹介したほか地域に伝わる頸城太鼓を披露しています。

来年度はオンラインで交流し、再来年度は兼城小学校の児童が上越市を訪れることになっています。

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