夏が旬!もぎたて食べ放題のブルーベリー狩り観光農園【ベリー・ベリー・ヤミー】富山市八尾の高台でツリーハウスや里山体験も
「おわら風の盆」で知られる富山市八尾町。江戸時代には飛騨街道の拠点としても栄え、すぐ近くまで山々が迫る自然豊かな地域でもあります。
その八尾の高台にあるのが、富山では珍しいブルーベリー狩りができる観光農園「ベリー・ベリー・ヤミー」。
立山連峰を望む広さ約60アールの農園には50品種1000株ほどのブルーベリーが育てられ、車椅子やベビーカーでも気軽にブルーベリー狩りを楽しむことができます。
毎年6~8月ごろにオープン
3時間食べ放題のブルーベリー狩り
夏に旬を迎えるため、ブルーベリー狩りができるのは毎年6~8月ごろ。
2024年は6月15日から8月末までの予定で、6月半ばの取材時には約12種類が食べごろを迎えていました。
緑色の果実がだんだんと濃い紫に色づいて、かわいらしく実っています。
2023年の猛暑によって一部の生育に影響があったものの、味はとってもいい具合に育っているそう。
ブルーベリーはその場で摘み取ることができ、最大3時間食べ放題です。
品種が豊富なため、食べ比べを楽しむこともできます。ひと口にブルーベリーと言っても、品種によってかなり味が違うんですよ。
事前予約制で、家族連れなど多くの人が訪れます。休日は定員に達することも多いので、早めに予約するのがよさそうです。
甘いブルーベリーを見分けるポイントは?
熟したブルーベリーを見つけるポイントは、果実の“色”。
軸のほうをよく見てみるとーー
まだ少し赤みが残っているのは、残念ながら「完熟までもう少し!」のサイン。
しっかり甘くて食べごろなのは、実が色づいてから3~5日ほど経ったもの。軸のほうまでしっかりと濃い色がついたものを選びましょう。
果実の色に加えて、枝や軸の色から判断する方法もあります。
果実と枝をつないでいる軸まで赤く色づいているのも、食べごろの合図。
よく観察しながら、完熟した甘いブルーベリーを探してみてください。
品種によって味がちがう!
好みのブルーベリー探しや食べ比べを楽しんで
50もの品種を育てている「ベリー・ベリー・ヤミー」。
でも、ジャムやソースとして食べることが多いからか、そんなにもバラエティ豊富でいろんな特徴があるって知ってる人は多くないはず。
そこで、個性的な品種を少しだけ教えてもらいました。
【ユーリカ】
まずは、大粒のサイズが特徴だというユーリカ。なんと、500円玉ほどの大きさにまで成長します。
噛むと、パリッとはじけるような皮の歯ごたえで、甘い果汁がジュワーッと口の中に広がります。
【フロリダスター】
果実についている“がく”の部分が、かわいらしい星の形をしている品種。
甘みと酸味のバランスがいいんだとか。
【オニール】
こちらは、数ある品種の中でも特に甘みが強く人気です。
が、収穫できるのは6月いっぱいくらいまで。味わいたい場合は、シーズン早めに訪れるのがオススメです。
併設の農園カフェではスイーツも
併設の農園カフェでは、ブルーベリーパフェや、ジュース、かき氷など、ブルーベリーを使ったスイーツが楽しめます。
ブルーベリー狩りは事前予約が必要ですが、カフェだけの利用なら予約は不要。ドライブがてら立ち寄ることもできます。
心地よい風と、自然豊かな景色を眺めながら、ゆったりと時間を過ごすのもよさそうです。
店舗情報
【ベリー・ベリー・ヤミー】
住 所 富山県富山市八尾町松原253-3
営 業 <午前> 9:00~12:00
<午後>13:00~16:00
入園料 無料
ブルーベリー狩り(8月末までの予定)
中学生以上 2000円(税込)
小学生 1350円(税込)
定休日 金曜
電 話 090-3513-8764
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年6月20日放送
記事編集:nan-nan編集部