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【小樽】山々と海、2つの絶景!1時間ほどで登れる札幌近郊の穴場「朝里天狗岳」登山レポ

Sitakke

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北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

立地も景色もいい!のに意外と知られていない?「朝里天狗岳」

日付:2024年11月16日
朝里天狗岳(標高683メートル)
北海道小樽町
登り1時間、下り40分

山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★★☆
険しい度 ★☆☆☆☆
周辺の施設充実度 ★★☆☆☆
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★★★★
個人的おすすめ度 ★★★★☆

ポイント
✓山々と海の二つの景色が楽しめる
✓山頂の奥にある「北峰」の景色が美しい!
✓札幌中心部から1時間以内で到着できるアクセスの良さ

登山レポ

北海道で「天狗」が付く山は、私が住んでいる札幌の近郊だけでも5つあります。
メジャーなのは、夜景の名所でもある小樽天狗山…ほかにも、定山渓天狗岳、小天狗岳、銭函天狗岳…そして今回の「朝里天狗岳」。
(名前の由来は、天狗が住んでいたという話があったり、岩や山の形が天狗に似ているからという説があったり…様々なものが。調べてもよくわかりませんでした。ご存知の方がいたら教えてください!)

すべて登山者が多い山なのですが、朝里天狗岳はその中でも「①札幌からの近さ②登りやすさ③山頂からの景色のよさ」のバランスが取れている山だと感じました。
午前中にサクッと登って、午後から活動することも可能な山ですよ~!

午前10時 登山開始!

標識に書かれている数字…0.5キロ…?の訳はないし、6.5キロ…もないはず。読めません。

朝里天狗岳は去年も登ったことがあるのですが、そのときは雪深くて、登山道がほとんどない状態でした。

そのときと比べればましでしたが、やはりわかりにくい道でした。
しっかり地図アプリを入れて、下の写真のようなピンクテープを目印にして進んでください。

2023年4月登山時。積雪で道がよくわかりません。

午前10時30分

ところどころ、小川が流れる朝里天狗岳。
小樽市の紅葉の名所でもある「朝里ダム」に繋がっているのでしょうか。

小川を渡ったり、音を聞いたりして、癒される登山道。
正規ルートで行くと、何度か川渡りを体験できますよ。

「1時間程度で登れる山」と言っても、息が上がる瞬間はあります。
朝里天狗岳も途中に、ところどころ急な登りがあります。
登山って、どの山に登っても「いや~。楽すぎたね」と思うことはないのが、毎回ほどよく達成感を得られて、楽しい理由かもしれません。

47都道府県山おやつは…

2024年中に終わらせることを目標にしていた「47都道府県山おやつ」!
山に行く度に、全国の銘菓を1県ずつ食べていく…という企画です。

誰に勧められたわけでもなく、もちろんスポンサーがいるわけでもなく(笑)私が勝手にやっているものです。
この日は福井県の山おやつを食べました。あと、佐賀県・熊本県・埼玉県で全県制覇です。

山おやつ・ワールド編いっちゃおうかな!?

午後11時

山頂直前には、急な登り道があります。

一年前の春先…この傾斜伝わりますかね?

この最後の急登を終えたら、山頂に到着!

標識の下には、雪だるまがいました。かわいい!冬眠中かな?

最初に見えるこちらの山頂より、5分ほど進んだ先の北峰の方が、見晴らしも居心地も良いです!

午前11時10分

朝里天狗岳の北峰に到着!
朝里ダムや日本海を一望できる絶景で、お楽しみの山ごはんの時間です!

今回は、蒸し料理で心も体もホッカホカ「シュウマイ」です!

後半の記事でお伝えします。
【後編:「うまーい!最高!」肉汁のダムにダイブ!北海道の山頂でシュウマイ蒸してみた】

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は登山時(2024年11月)の情報に基づきます。

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